これは、人が自己成長を加速し続けていくために必要不可欠な条件。
そして、こう見えて私自身が調子に乗りやすいタイプだからよくわかる。
例えば、10代の頃の私も、「学年成績トップをとる」と決心。
その目標を達成したのはいいものの、その後完全に自分に酔いしれてしまい、結果的に痛い思いをした経験がある。
手前みそだけど、
成績はだいたいオール5。
書道でも何度も全国入賞。
陸上も県大会入賞。
硬式野球もやっていたからスポーツも得意。
何においても習いはじめは、断然ポンコツだったけど、
優秀な人と出会い、正しい努力を継続することで、
上記以外にも色んな成果を上げることができた。
そうなると当然チヤホヤしてくる大人も沢山いた。
ゆえに、
「俺は天才、なんでもできる」
恥ずかしながら、高校くらいまではずっとこう思っていた。
中学校の卒業式で配られた友達の卒アルのコメント欄には、
「世界一」
こんな意味不明な文言を書いたりもした。
今思えば本当に恥ずかしい(笑)
それぐらい当時の自分は「飛んだ勘違い野郎」だったのである。
今思えば、痛すぎるくらいに。
それでも、当時の私は、「俺はなんでもできる」と本気で思っていたし、下手したら「俺は世界一だ!」くらいに思っていたのだ。
そんな私は、受験前にも関わらず遊びまくり、「第一志望不合格」という大きな屈辱を味わった。
この経験が大きかった。
やはり、人間調子に乗ると色んな意味で自分がダメになる。
この「挫折」により、「調子に乗ると痛い目をみる」という教訓を痛いほど思い知らされた。
だから、それ以降「油断大敵」
この言葉を自分の座右の銘の一つに設定した。
その後、生きていく中で、
「上手くいったら他人のお陰。ダメな結果は自分のせい。」
こんな言葉とも運良く出逢うことができた。
「上手くいっている時ほど、慢心しないこと」
これが本当に大切。
そして、広い世界を知ることも大切。
今の自分って、井の中の蛙ではないか?
これを常に自分に問いかける。
はっきり言って、狭い世界で1番でもあまり意味がない。
大学以降は、大阪や東京に出たことがきっかけで、自分よりも優秀な人たちとの出会いがたくさんあった。
その中で、多くの気付きも得ることができた。そして、何より自分の小ささを痛感した。
だからこそ、そう強く思う。
自分の小ささに気付くことができれば、人間多少は謙虚になる。
例えば、こんな話がある。
ある一流企業は、業績が悪化した時ではなく、業績が良い時ほどリストラを行うという。
これを知った時、俺は「一流には一流の思考があるんだな」と、
そう強く思った。
なんでもそうだけど、結果を残し続ける為に大切なのは、やはりこういう姿勢。
「上手くいったらタマタマだと思い、上手くいかなかったら、自分の外ではなく自分の中に原因がある」
「常に自分の身の丈を知る」
これからもこの心構えでやっていかないといけない。
身の丈を知るには、自分より優秀な人を常に周りに置くことが大切。
そして、「謙虚な心」をその都度心がけながらも、逆に「自信」は失ってはいけない。
「慢心」と「自信」
一見、似たようなものにみえるが、全く違う。
ただ、今の自分にこの違いを明確に言語化することはできない。
もしかると、表裏一体なのかもしれない。
そして、自分の機嫌は自分でとっていくことも大切。
「調子に乗る」と「機嫌をとる」
これも一見似ているようだが、自分の中でははっきりと区別している。
調子には乗らないけど、自分のテンションは他人によってではなく、自分でコントロールしていく。
だから、たとえ他の人がマイナス感情にある時でさえも、それに影響されてはいけない。
同情するのもあまり良くない。
今後も、これを意識してやっていきたい。
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