俺なりの主張や具体的な進路選択方法を、
浅いところから深いところまでピーピー書いていく。
手前味噌だけど、超為になると思うよ。この記事も。
はっきり言って、ここまで話せる大人はいないと思うよ。あなたの周りには。
永久保存版!間違いなし!
*まず、はじめに(進路志望において重要な大枠)
下関市には、中等教育学校。北九州市には、門司学園、明治学園、敬愛などなど。
上記のように中高一貫があるわけだけど、
光があれば影があるように、
どんな物事にも、どんな選択にも、
必ずメリット・デメリットが存在する。
よって、その両面について触れていく。
その前に、進路選択や人生全般における決断。
これにおいて効果的なステップは以下になる。
A)メリット・デメリットをできるだけ多く洗い出す、紙に書き出す。
(ブレインストーミング)→グループ化(類似テーマで場合分け)
B)メリット・デメリットの絶対量ではなく、あくまでも質を見る。
→自分の方向性によりマッチした方を選択をする。
(各要素の基準や軸を可視化した上で決める)
今回、書いていく内容は(A)の一助となる。
つまり、あなたの思考や判断をよりクリアにするための知識、アイデアだったりをここに共有するってこと。
その上で、今から記す情報を参考にして、
各自(B)を行ってほしい。
では、さっそく!
(関連記事)
*俺が考える中高一貫(私立、附属)のメリット・デメリット
(1)高校受験がない結論、高校受験がない=デメリットとしか思わない。俺はね
今まで中等の生徒を何人も指導してきているけど、
「なぜ中等に行ったのか?」
っていう志望理由を聞くと、
10人に9人は、これを進学の理由として挙げる。
ただ、よくよく考えてみてほしい。
受験勉強は、言うまでもなく困難でしかない。
その困難を回避できる=楽。
っていうこの思考発想は、全然本質的じゃない。
いや、もっというと、はっきりいって、
失礼だけど、成果を上げない人間の典型的思考だ。
困難回避1点が進学の決め手?
正直、俺には理解できない。
その理由を説明すると、
📎私の原点②大きな転機から強力なオンリーワンは創られる
上記の記事にも書いている通り、
そもそも、不快な環境、挑戦、苦難
これらに身を置くことは、
成長速度を速めるためにはスーパー重要なプロセスであり、
経験上、困難のレベルが大きれば大きいほど、
それを経験する意味が出てくるし、
その分だけ、学びの量や深さも増える。
ひいては、人間的にも大きくなりやすい。深みが出てきやすい。
これは、一般受験を経験した高校生はもちろん、
それなりの修羅場をくぐってきた人なら頷けるだろう。
つまり、高校受験がないことは、決してメリットではなく、
むしろ俺はデメリットだとしか思わない。
当たり前だけど、中等を受験するより、高校受験の方が難易度は高い。
その差の分だけ、中高一貫校以外の高校受験組は、
ストレス耐性を高められる「絶好のチャンス」を得られるということ。
だから、もし、あなたが、そういう能力アップを図りたいのなら、
消極的な理由で進学先を選ぶのはやめよう。
実際、俺も、例えば、
📎高校3年で文転は大変?理系→文系に進路変更した最大の理由【体験談】
こういう経験を通じても、それはすごく痛感するよ。
いつも言ってることだが、何かの選択肢で迷った時、
自己成長をより大きく加速させたいなら、より困難な方を選ぶ。この一択しかない。
こっちのほうが1000000000%将来は豊かになる。これは経験上、間違いない。
*関連記事
📎試練や絶望の時ほど大事になる考え方
Arrayほんとそう。
挑戦するリスクよりも、
挑戦しないリスク。
守りは退化
— 下関市の個別指導塾TMD (@001_coach) 2018年9月25日
Array 以下でも書いてる通り、幼い人間ほど、色んな意味で未熟。甘い。
だから、
すぐ逃げる。
不快を嫌がる。
新たな環境を怖がる。
一部を全部と思い込む。
めんどくさいことを放棄して、楽しようとする。
心地よい環境から抜け出した時ほど、本当の意味で自己成長が進むのにね。。
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2018年7月30日
「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」これだ。
📎下関西?下関南?豊浦?高校入試の志望校を変えるか迷う受験生へ
(2)授業の進度が速い(中3で高校1年の内容を学ぶペース)
これは、積極的な理由。
だから、これを志望理由にするなら全然アリだと思う。
これを第一理由に挙げるあなたは、成長意欲が高い人だと思う。
実際、俺の中学時代も、
学校授業はレベル混合型で、本音を言うと茶番でしかなかった。
そんな中でも、できないクラスメートに教えたりして、
なんとか自分の能力を上げようと努めてはいたものの、
やっぱり、
やっぱり、
できる生徒は、どんどん先に進みたい。
よって、このスタイルが合う可能性が高い。
一方で、学校の授業のペースが速すぎると、
どうしても授業の内容が手薄になりやすい。
そうなると、途中から授業についていけなくなる生徒も一定数でてくる。
これは全然あるあるだよね。
実際、過去に指導した中等生で、
ダンス中にケガして入院→長期欠席。
その間に授業がどんどん進んでいき、ついていけなくなった。
こんな生徒を指導したことがあった。
こうなると結構しんどい。
具体的には、モチベーションの低下。
ここから、何もしなければ普通は、
どんどん負のループに陥るのがオチ。
その生徒は、俺と出会えたからよかったけど、
別にこの例に限らず、
授業のペースについていけず、モチベ低下していく生徒は一定数いるはず。
下関中等の2017年大学合格実績を見ても、
中間層以下の進路レベルは失礼だけどポツポツ。
当然、ある程度有名な私立大学に進学している層には、
指定校推薦枠も多い。
この事実も考慮すると、実際はどうなのって話になる。
(志望校を決める時も、こういう部分までチェックした方がいい。あたかも一般受験で合格したかのように実績を載せてる学校が多いから)
その反面、ノーマルな公立中学校の場合は、
学力レベル中間以下に進度を合わせることが多く、授業の進度も速くはないので、
仮に何らかの理由でハンデを背負ったとしても「挽回のしやすさ」はある。
つまり、これに関しては、
メリットにもなりえるし、デメリットにもなりえる。
その捉え方は、それぞれの状況によって違ってくるということだ。
(3)近隣中学校との比較
評判が悪い公立中学校への進学を避けるために中等に行く。
これは、的を得ている。
例えば、あえて名前を挙げると、下関中等とその近辺にある彦島中学校。
この両者を比較するなら、中等。そんな選択をする人も結構いる。
要は、
・距離的に近い選択肢が複数存在し、
・それらに対して、学校の評判などを軸に天秤にかける。
この上で決断ならポジティブチョイスってこと。
中高一貫や、幼稚園、小・中学から私立。
これらにおける最大のメリットを挙げるなら、
お金がある家庭環境だったり、教育に対する意識の高さだと思うから、
その分だけ周りの環境の質も高い。
逆に、
・中等までの距離が遠い
かつ、
・積極的な理由もないのに、消極的な理由だけでわざわざ中等を受験する
っていうのは、あまりおすすめできない。
理由は、(1)+通学が大変だから。
俺自身、山口県から、福岡県の高校に通ってたけど、
1時間以上の遠方通学は結構大変。
確かに、県外の高校に進学したことで味わえたメリットもある。
方言も違えば、人間、土地の性質も違う。
だから、その分だけ人生レベルで得たことも大きい。
ただ、その分だけリスクもある。特に、時間と労力。
これが都会なら話はまた違ってくるのかもしれないけど、
下関はあまりに田舎過ぎて交通の便も悪い。
部活もしたい、だとか、
難関大学や国立大学合格を目指す特進コースに入りたい、だとかなら、
特にそのへんの注意が必要だ。
以下の動画で語ってるような感じだから。
●私立高校の特進クラスはこんなところ!その全貌を徹底暴露&進路アドバイス【すべて実話体験談】
リスクに対しては、以下のツイートみたいに工夫もできるけど、
やっぱり通学の「移動」に関しては、
精神的、肉体的、物理的それぞれ3点において、それなりの労力は覚悟はした方がいい。
以上の理由から、
・学校まで片道1時間以上かかる。
この条件で、どうしても中等に行きたいなら、
・学校の寮を借りる
・付近に住む
・お金がないなら友達とルームシェアなど。
こういう手段もとった方が、
より有意義な学校生活になるだろう。
時間=命なのでね。
Array 📎@001_coachのツイートどんな状況の中にもチャンスが隠れている。結局、これも気付けるどうか。例えば俺の場合なら、仕事の移動時間。この絶命的なピンチも工夫によって学習やセルフケアの時間に変えている。つまり、危機を機会に変えている。チャンスに変えられないピンチはない。全てはオセロ。表裏一体。そう強く思うよ!
— プロ家庭教師@下関市,北九州市,全国 (@001_coach) 2017年8月4日
(4)校舎が綺麗
言うまでもなくメリット。
治安が悪い場所ほど、汚い。
これは普遍の真理みたいなもん。
(5)他校にはないプログラムが充実
メリット。
ここまで(1)~(4)で中高一貫のメリット・デメリットについて触れてきた。
もう一度おさらいしておくと、ポイントとなる判断軸は以下。
・積極的な理由か、消極的な理由か。
・自宅からの距離(通学時間)
・近隣中学との比較(評判・教育体制など)
・校舎などの施設面
・生徒数(人種や環境変化)←今から触れていく
そして、これは裏話になっちゃうけど、
今からめちゃくちゃ重要で本質的なことを書いていく。
📎「イチブトゼンブ」 好と嫌、一瞬と人生、地球と宇宙、、、
上記でも書いている通り、
俺は、本当に本質的なことしか興味がない。
今回の記事を書こうと思ったのも、
以下の内容を伝えたかったから。
では、書いていきます。
*この記事で最も伝えたいこと。経歴から伺える人間的な能力値
意外と思われるかもしれないことを暴露する。結論からいうと、実は、
企業目線からすると、
中高一貫校や付属出身は、比較的毛嫌いされやすい属性にあたる。
?????
今、あなたの頭の中は、
こんな感じになっているかもしれない。
その理由を論理的に解説する。
まず、これは大手企業(東証一部上場)の人事部長。
つまり、経営幹部に、俺が東京にいた頃に直接教わった話。
ちなみに、この方は現役の幹部ではなく、今は退職して経営者。
だからこそ聞けた裏話でもある。
普通、現役で務めてたらあまり言えないことが多いからね。
さて、本題。
結論からいうと、その理由は主に2つある。
①受験を経験しないことによるデメリット
②エスカレーター式による環境変化の度合い(出逢える人間の絶対数)によるデメリット
以上2点のマイナス要因だ。
どういうことか?
まず、①について。
さっき(1)で触れた通りだけど、
さらに具体的に書いていくと、
高校受験経験なし=修羅場回避=ストレス耐性上がりにくい傾向にある
この考え方に基づく。
だから、もし仮にA君とB君が同じ大学レベルで同じ能力だった場合、
高校までの学歴を見た時に、
A君→高校・大学ともに一般受験
B君→エスカレーター(小中校全部私立、中高一貫など)
この比較により、採用されやすいのは当然A君になるということ。
あくまでも、数ある判断基準の中の1つに過ぎないが、
ストレス耐久性は人間の能力の中でも、トップクラスで需要な指標になる。
そして、②について。
中高一貫(エスカレーター)だと、
「環境変化が少ない」
これが挙げられる。
これはメリットか?デメリットか?
色んな意見があるかもしれないが、
俺の答えは、当然デメリット。
6年間、もしくはそれ以上、
ずっと周りの同級生は変わらない環境で過ごす意味。
例えば、下関中等なら、1学年100人超くらいの少なさだから、
そのままの環境で6年間悪い意味で慣れちゃうと、
例えば、本質的なコミュニケーション力
例えば、ストレス耐性(環境変化に強い)
以上のような能力が上がってきにくい。
(人間の能力を見る判断基準として、上記以外にも20個くらいの項目があるけど、それはまた別の記事で、気が向けば書いていく)
一方で、普通の公立なら、
中学校になると、複数の小学校が融合されたり、
高校の場合は、色んな中学から集まってくる。
つまり、ずっと私立エスカレーターや中高一貫の人に比べると、
より多くの環境変化を味わえることになる。
だから、この属性は企業からは毛嫌いされるってこと。
実際、私立や附属は、人間的な能力が低い人が多いしね。
確かに、最終的には、個人の能力次第なのかもしれない。
ただ、俺自身、多くの大企業の選考(幹部面接までのフロー)
を一通り経験している。
だからこそ、よくわかる。
経験上、優秀な企業ほど、優秀な人事ほど、
本当に、本当にこういう細かいところまで見てくるということを。
実際、知り合いの経営者も、
「環境を変えること」の重要性を常々言っていたし、
その方自身が3年ごとに必ず引っ越しするとも言ってた。
そして、今までの俺自身を振り返った時に、
自分の能力が上がった時は、やっぱり環境を変えた時だって強く思う。
幼少期の頃から多くの習い事をやっていたので、
学校内だけではなく、学校外の友達と交流せざるを得ない環境にいた。
小中学校は公立。
母校である熊野小学校や川中中学校は、市内では最大の生徒数。
だから、そこで色んな人間を見れたのは、大きな財産になった。
在籍する生徒数が多ければ多いほど、環境変化も生まれやすいし、
人を見る眼も養われるから。
高校は、県外に進学。規模も市内最大。クラスに下関出身は俺1人だけ。
これもそう。
入学当初は、あまりの男臭さにテンション下がりっぱなしだったけど、
あとあと振り返ると、
そんな環境だからこそ、成長が加速した実感も強くある。
また、大学で関西に出て、その後、関東で過ごしたという環境変化。
これも、自分の能力が大きく上がったと思える経験だった。
Array環境変えるって勇気がいるし、不快だよね。
それでも、能力が高い人であればあるほど、環境変化を恐れない。
理由は、「人間不快な時しか成長しない」ことを知ってるから。
新しい環境はストレスかかるけど、そういう時こそ成長できるチャンスだよ
「不快」に感じる環境こそ、成長できる場所
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2015年12月3日
Array幼い人間ほど、色んな意味で未熟。甘い。
だから、
すぐ逃げる。
不快を嫌がる。
新たな環境を怖がる。
一部を全部と思い込む。
めんどくさいことを放棄して、楽しようとする。
心地よい環境から抜け出した時ほど、本当の意味で自己成長が進むのにね。。
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2018年7月30日
環境が変わると、人間は基本不快に思う。ストレスがかかる。
けど、不快な時こそ成長が加速するっていうのは、間違いなく本当だと思うよ経験上。
以下は最近、塾生に送ったメッセージなんだけど、
まさにこれ!
本当にこれ!
そういう意味では、中等や付属のエスカレーター方式は、賛否両論あるけど、俺だったら避けるかな。
公立に進学した方が、幅広く、色んな人種を見れるし、
その分だけ、浮いた教育費を当塾のような高質な教育サービスに投資できたりもする。
公立と私立。この両方を経験している立場からして、
そっちの方が色んな意味でコスパが良いと思うよ。
もちろん、先に書いている通り、
私立には私立の良さがあることも確かなんだけどね。
以上、今回はここまで。最後まで読んでくれてありがとうございます。
他の記事でも、ためになることを書いてるのでぜひ読んでみてくださいね。
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