30分以上待たされた挙句、結局授業時間は親と話して終わった・・。
理由はチャリのパーツ探し。
この生徒は自転車が好きでよく走ってる。
昨日は、変える途中で自転車のパーツを落として、ずっと探してたみたい。
「マジねえわ!」
とは、俺は思わない。
この生徒は少し発達障害がある。
けど、車のことを語らせたらそこらへのディーラーよりよっぽど詳しいし、
10代にして、何か「人と違う見る目」を持っている。
これは、一見ハンデにみえる部分が逆に「魅力」に変わってる部分。
だから、俺は敢えて褒める。
あとは、これもめちゃくちゃ大事なんだけど、
話すと「人に好かれる能力」がめちゃくちゃ高い。
実際、色んな話を聞いてみても、学校の先生たちからもかなり好かれているようだ。
基本、俺は厳しいんだけど、こういうタイプの場合は、指導の仕方が全然違う。
この生徒は、もう2年くらい指導してるけど、一回も叱ったことはない。
生徒ひとりひとり教えることは違うんだけどね。
この生徒の場合は、基本8割9割はおしゃべり(笑)
それは親も公認済みで、俺と勉強する時間はほんの10分くらいで、授業の大半はずっと会話してる。
なぜか、俺にはめっちゃ色んなことをしゃべってくれる。
親からは、
「今までの先生には、そんなにしゃべらなかったんです」
って言われるくらいに。
前までは不登校だったけど、
俺が指導するようになってから間もなく、学校の支援学級にも行くようにもなってくれた。
昨日の一件でも、両親はすごく悩んでて、すごく謝ってきたけど、俺はそれを「魅力」だと伝えた。
別に見た目は普通だから、
小学校でも学校の先生たちからひどいこと言われたり、
色々あったみたいだけど、俺は「人と違うこと」は基本いいことだと思ってるから。
だって、先天的な部分を変えようとしても仕方ないじゃん。
それに、人間やっぱりどこか「完璧じゃない部分」があったほうが味が出たりするしね。
親と話したのは、先天的な部分ではなく、後天的に変えていける部分に目を向けて、少しでもできる工夫や努力はしていこうっていうこと。
やっぱり、一番大切なのは、
他人と比べず、自分だけの価値を見出していくことなのかなって思うよ。
昨日の自分より今日の自分、
今日の自分より明日の自分
っていう感じでね!
Array日本の教育では、人と同じことが求められる。
— プロ家庭教師@下関市,北九州市,全国 (@001_coach) 2016年8月12日
人と違えば、非難され、排除される風潮がある。
もちろん、迎合するのも時として大事。
だけど、「違い」こそ魅力になるってことも忘れちゃいけない。
「違う」ことは良いことなんだよ。
Array文化の特性上、「人と違う=悪」こんな価値観が、日本には少なからず在る。
— プロ家庭教師@下関市,北九州市,全国 (@001_coach) 2017年9月8日
けど、俺は決してそうは思わない。むしろ、それが良いことでもあると肯定的に捉える。
例えば、「魅力」
これも、人にはない希少性があるという証拠。だからこそ、際立つわけだしね。
人と違うことを恐れない方がいい
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