その他の学校でも、修学旅行や体育祭などの学校行事が終わり、一段落するタイミング。
これが終わると、受験生は受験モードのギアをさらにもう一段上げていくって感じかな。
ちなみに、唐突だけど、AO入試、もしくは公募推薦入試において、
(1)下関西高校、小倉高校で評定が志望大学の条件クリア。
(2)下関市・北九州市内でその他の高校なら、スポーツや文化活動で県レベル以上の実績。
以上の条件に当てはまる生徒なら、俺が指導すれば合格する確率は圧倒的に上がる。そう確信します。
特に、小論文、面接を課している大学に対しては強く自信があるので、今の時期ならまだ若干名指導も可能なので、ぜひ一度無料体験で話を聞きにきてください。
経験上、学校で行われるような面接・小論文対策とは、レベルや質が全然違うと思うから、一度俺の話を聞いて欲しいって強く思います。
過去の支援者の話によると、
下関西高でも国立の公募推薦はボロボロらしいから、特にそこは危機感持っていくべきだと思うしね。
俺は、基本的に根拠のある話しかしません。
県内の上位進学校。この中の大半が国立の公募推薦に受からないという状況の中でも、俺の支援者たちが受かるのは、偏に俺のアドバイスのもと正しい努力をし続けたから。これに尽きます。
特に、小論文と面接って、それを通じて論理力や文章力、発想力アップなど、大学以降も強く幅広く活きてくる分野だから、手前味噌だけど それを俺から学ぶことで得られるものはきっと他の比じゃないくらいって思うし、実際にそう言われるしね。
それとあわせて、オンラインの方でも全国規模で若干名募集していくので、
自己PRの仕方がわからないとか、志望動機の書き方がわからないとか。
ゆえに、ネットに頼りきっちゃうとか・・。
そんなことをしてる生徒は、特に俺の指導を一度受けてみてほしいです。
きっと今まで見えなかった世界が一気に開けるはずです。
詳しい内容や申し込み方法は、以下プロフィール欄を参照してください。
講師プロフィール詳細
※支援内容は、別途メール送ります。
では、本題。
先日、ふと流れてきたCM。
V6の岡田准一さんとリリー・フランキーさんが出演しているあのCMです。
一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか?
このCMの中で彼らが発するセリフは、以下です。
先輩 「だからゆとり世代はダメなんだよ。もっとこう、ガツガツ、前に出て、必死になって…」
岡田さん 「ゆとりを持つのも大事ですよね。」
リリーさん 「かっこいいー。」
ナレーション「麦とホップ The gold 大好評」
岡田さん 「うまい」
このサッポロビールのCMは、物事の核心をついています。
動画:麦とホップ The gold「タクシー篇」
唐突ですが、
近年、ゆとり教育による弊害が見直され、それを改善すべく色々な施策が行われるようになりました。
例えば、2025年から実施される教育改革。
これもその1つです。
結局、ゆとり教育に対する世間一般の評価は、「失敗」
この風潮が強いです。
事実、色んな批判がされていますし、
そういう私自身が実は「ゆとり世代」になります。
学校は週休二日制になり、(高校は私立だったので土曜もあった)
授業時間や内容が大幅に削減された時代を過ごしました。
そんな私自身、ゆとり教育はあまり良いことではないと感じます。
それは、日本が資本主義国家であることに由来します。
資本主義=競争社会です。
しかし、ここ十数年の時代性に目を向けると、
私が10代の頃は、SMAPの「世界にひとつだけの花」が大ヒットし、
20代の頃には、アナと雪の女王の主題歌で「ありのままの」というワードが流行りました。
これらは、「競争<自分だけの価値」
つまり、競争とは真逆のテーマ性がそこには存在します。
以上より、競争よりも共生を重要視する「ゆとり教育」
これは国自体の教育方針としては、第一に掲げる「主義」に逆行していたということになります。
しかし、ゆとり=悪
と決して一辺倒には言えないし、ゆとり教育によってもたらされた恩恵も当然あります。
その一例として、さっき挙げた「自分だけの価値観」
つまり、ナンバーワンよりもオンリーワン思想の拡充だったりするわけです。
これ以外にも、そのメリットはいっぱいあるでしょう。
要は、物事自体はメリット・デメリット。
フィフティ・フィフティということです。
そこで大事なのは、そのメリット・デメリットが自分といかにマッチングするか。
これを見極めることだと思います。
話は戻りますが、サッポロビールのこのCMでは、
両極の視点を取り入れていて、とても深い意味が込められていると感じます。
「ゆとり」は、悪いものでもあり、良いものでもある。
つまり、相反性です。
最近、これに関して頻繁に主張することが多いのですが、
世界はすべてこれで成り立っているなーと思います。
成功も、それだけではダメだと思っています。
成功と失敗。この両極を経験してはじめて深みが出ると思います。
例えば、別に否定するわけではありませんが、
東大生の多くは、子どもからエリート街道っていう人が多いかもしれません。
つまり、少なくとも10代のうち大きなウェイトを占める学校での勉強。
これにおいては、大きな失敗をしたことがない人が総体的に多い。
(もちろん、ある程度の失敗を経験してきた人も多いかもしれませんが。)
しかし、これはある人に聞いた話ですが、財務省。
ここは、東大出身者がほぼ大半を占めるような出世争いが激しい部門なのですが、
実は自殺率が結構高いそうです。
社会に出てはじめて挫折を経験すると、人は打たれ弱い。
今まで二十数年間、周りからチヤホヤされてきて、
失敗という失敗をろくに経験したことがない学生が社会に出て、激しい競争社会の波に打ち砕かれ挫折。
そこで、またそれを糧にできればいいのですが、
今まで長い間喰らったことのない強烈なパンチを喰らうと人はすぐに倒れ、立ち上がることができません。
逆に、幼少期というある程度速い段階から、
ジャブを打たれたりしてパンチ慣れしておけば、
耐性がつくので、ちょっとした困難に対しても打たれ強くなります。
つまり、良い意味で困難に対する慣れが生じ、ストレス耐久性は高くなるのです。
これに関しては、世界卓球で銅メダルを獲得した伊藤美誠選手の母親も、
こんなことを言っています。
動画:伊藤美誠選手解剖セミナー 世界的卓球少女の強さの裏側
圧倒的な体育会系。
この属性が大手企業から需要が大きいのも、
これが大きな理由の1つです。
全国クラスのスポーツになると、毎日が修羅場の連続でしょう。
事実、箱根駅伝で優勝する大学のレギュラーメンバーは、毎年のように良い企業から内定をもらっています。
それだけ、社会においてもストレス耐性は重要度が高いということです。
私の場合は、まずこれまでに多くの失敗や挫折など厳しい体験をしてきました。
具体的には、小学校から始めた野球では、監督コーチから毎度のようにコテンパンに罵声を浴びせられ、中学のリーグに上がった初っ端ライバルに負け、レギュラーから外され、その時は絶望感でいっぱいになりました。
習い事の先生も親からも、普通よりは明らかに厳しい教育を受けました。
陸上長距離という、ただ走るだけの「地獄」。これにおいても死ぬほど厳しい練習によって心身ともに鍛えられました。
受験においても、 第一志望に不合格という挫折を味わう。
それ以外にも、涙が流れるほどの挫折や誰にも言いたくない困難も20代までに数多く経験してきました。
その一方で、勉強においては学年1位や通知表オール5を達成。
書道では全国レベルで何度も入賞。
沢山の優秀な指導者たちと出会い学ぶ。
などなど、失敗、挫折、困難だけではなく、一方で様々な成功体験も積んできました。
結局、その両方を通じて思うことは、前者の経験。
つまり、「負の経験」の方が圧倒的に価値があるということです。
それは、成功から学べることよりも、失敗から学べることの方が多いからです。
しかし、だからといって負けっぱなしの人生もどうかと思います。
これは個人の価値観によるのかもしれませんが、私は絶対に嫌です。
常にこの想いは持ち続けていました。
だから、小学1年生の持久走でビリから数えた方が早い55位。
この屈辱をそのままで終わらせるのではなく、
正しい努力を継続することで9年後には県入賞レベルにまでになりました。
勉強もそうでした。
決していきなり、学年トップ。
いきなりオール5ではありませんでした。
つまり、負けまくっていました。
元々は、天才ではなく凡人過ぎるほど凡人タイプな私。
だからこそ、強い気持ち。そして正しい努力の積み重ね。
これによってしか成功体験を勝ち得ることができませんでした。
その一方で、天才タイプはこうです。
スタート時点からずっと上位をキープ。
だから、天才タイプはつまずくポイントも対策もわからない人が多い。
こんな見方もできます。
私は、初速が遅い不器用タイプ。
およその物事は、最初は周りより出来が悪い。
そこから、正しい努力をしていくと結果が出る。
このルートを無数に経験しているので、
何事においても、どういう方向性で努力するべきか。
どこでつまづくか。
どういう対策をすればいいのか。
これが重々わかります。
東大理IIIに現役で合格するような天才宇宙人タイプではないからこそ、
凡人の戦略を提案することができるのです。
話が逸れましたが、
小さい成功体験であっても、それを積むことにより、自信がつきますし、今まで見えなかった景色が見えてくる。
人間としても色んな意味で大きくなれる気がします。
だからこそ、両方経験することが大事だし、
考え方ひとつとっても、固定ではなく幅を利かせることが重要だと考えます。
プラス思考もそうです。
マイナス思考よりプラス思考が生産性が30%以上上がるというデータがあります。
だから、基本的にプラス思考の方が良いのです。
実際、一見悪いようなことに見えても、解釈次第では良いことに変えることができます。
ただ、それと同時にマイナス思考をする必要はありませんが、
それとは似ているようで少し違う「リスク想定」「リスク管理」
これはした方が自分を助けると思います。
「こうなったら、こうしよう。」
このように考えられる人、つまり優秀な人ほど保険をかけるからです。
そして、その思考が起点として、あらゆる知恵を生み出す可能性も上がります。
「歴史は繰り返す」
この言葉もある意味「幅」を表していますし、
しっかり感度を持って見ていけば、もう世の中こんなのだらけです。
全力を出すのも大事な一方で、
時には余力を残すことも重要になったりする。
要は、偏るな。決めつけるな。
固定は可能性を下げるということが言いたいのです。
僕は、尊敬するお世話になった先輩から、
「常識を疑え。」
常にこう言われ続けてきました。
だから、何においても人と違うことに対して、そこまで嫌悪感を抱きませんし、
むしろ、それが自分自身を色んな意味で成長されてくれることだとも思います。
イノベーション。
これも、「当たり前」を疑うことから始まるのです。
昔では考えられなかったことが今起きている。
これは、イノベーションが起こっている証拠です。
しかし、大半の人たちは、それを当たり前のこととして、決して深い意味を見出そうとはしません。
こういう時こそ、深く見ていけば周りと差が生まれるのです。
人と同じことをしていたら、結果は当然
人並み。もしくはそれ以下。
だから、勉強においても、こういう思考を大切にしてほしいと思います。
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