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NEW (2023.6.20)・・・ ブログ更新

勉強する本当の目的「先生が子どもの頃、勉強好きでしたか?」

「中高生の頃、先生は勉強が好きでしたか?」

これは、生徒の保護者からたまに聞かれる質問です。

 
結論、全力で「ノー」です。

当たり前のように。

 
中高生の頃は、勉強がめちゃくちゃ嫌いでした。

正直、めんどくさかったです。

この世に勉強なんてなかったら・・・

こんなことをいつも思っていました。
だから、勉強嫌いっていう気持ちはよくわかります。

というか、中高生で勉強好きな子なんているのかなぁ・・

って思います。

 
どうやら、その生徒の親からすると、

「先生っていう職業は、勉強が好きな人が多いイメージがある。」

ということのようです。

 
確かに、今はどちらかというと勉強は好きです。

というより、学ぶことが好き。

になりました。

それまでは、

何のために勉強するのか?
勉強してそれをどう応用するのか?

これが全くわかりませんでした。

 
 
そういえば私の高校時代、学年集会というものがあり、
そこでお話があったのですが、ある先生が、


「勉強とは、生きる力をつけるためにするもの」


というようなことを言っていました。

それは、とても印象的な言葉でした。
でも、その時の私には、何を言っているのか全く理解ができませんでした。

ただ、ただその先生の発言がなぜか心に響いたのです。

 
それから、数年後。

私はあの言葉の重みを多々体感することになります。

大学から大阪や東京に出て、
地方にいたら絶対に出会えない超一流の人たちとの出会いがあり、
それがきっかけで人生観が大きく変わり、視野が広がり、
どんなことでも楽しみを見いだせるようになりました。

つまり、優秀な人にとことんついていくことで、
自己成長が大きく加速したのです。

たくさん投資もしました。
アルバイトや仕事で稼いだお金も、大半は自己投資に充ててきました。

だからこそ、精神面でも能力面においても、
大きく変わることができたと強く思います。

 
色んな経験を通じて、あの時胸に響いた先生の言葉が、本当の意味でわかるようになったのです。

「あの時、先生が言ってたことはこういうことだったのか!」

こう思うことがしばしばあり、まさに点と点が線でつながるようになりました。

この学びを体感的に得ました。

そのたびに、勉強ってただやるだけじゃあんまり合理的ではない。

学んだことを色んなことに生かしていくこと。
これこそが、本当に大切なことだと強く思います。

それ以降も、この言葉を体感することが本当に多いです。


 
結局、1を10→100→∞(無限)にしていくことが大事で、
勉強という1つの枠を超えて他に活かす思考の技術。

これを私は、優秀な人との出会いによって身につけました。
だからこそ、その学びを伝えています。

これを習得すれば、人生レベルで様々な良い影響がでてきます。
だから、私の指導では、勉強だけではなく思考面においても、かなり深いところまでアプローチしています。



 
例えば、

勉強=ゲーム。

これは、私がよく言うセリフですが、

小学、中学、高校、
このあたりは、意識次第でイメージアップを狙うのが良いかなと思っています。

 
だって、「生きるために」なんて言われても、十数年そこそこしか生きてないこどもは「???」でしょう。


だから、そこで視点を変えて、ゲームに置き換えたり(ゲーミフィケーション)、スポーツに置き換えてみたり、色んな工夫をしています。

 
実際、私がこどもの頃は、好き嫌いで勉強をやっていたのではありません。

 
ライバルに負けたくないから。
とにかく1番になりたいから。

相当な負けず嫌い。
そんな性格だった私は、とにかくこの一心でやっていた気がします。


 
以上のように、勉強することのメリットがたくさんあるのは事実です。

それの主張と裏付け、あとは考え方を変えることで、
生徒には勉強に対する嫌なイメージを少しでも払拭していってもらいたいですね。


もし、圧倒的に優秀な人たちとの出会いがなければ、
こういう視点も生まれなかっただろうし、
こうして言語化もできていなかったでしょう。

こういう本質的な話こそ、
大人はこどもに教えてあげるべきだとつくづく思います。


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