この連載もどれだけ書けるかわからないけど、
ブログを一読することで、無料セミナー参加者も話が理解しやすくなると思うし、
有料受講生も指導がより効果的に活きてくるので必ず全て読んでね。
前回までの内容はこちら
今回からは、中学生や高校生読者のためにも、
なるべく俺自身が10代の頃に体験したエピソードも交えながら書いていくことにしよう。
俺自身、どこにでもいるような凡人だから、
そんな人間が上手くいった話は、天才エリートの話を聞くより100倍参考になることが多いと思うよ。
では、今回のテーマ「一点集中」
結果が出る人は、結果を出したい分野に全力で集中する。
そのためにまずやるべきこと。
まずは、
「どの分野で結果を出したいのか?」
これを明確に定めることだ。
受験勉強、スポーツ、習い事、人間関係、恋愛、健康、、
こういう広い枠組みだけではなく、
例えば、受験勉強なら、
数学→関数→二次関数→グラフの問題
スポーツなら、
野球→バッティング→インコースの球に強くなる
などなど、なるべく結果を向上させたい細かい項目。
ここまで絞り込んでいくとグッド。
このへんの設定方法については、またこの連載のどこかで書くつもりだけど、
今回は、なるべく多くの人に応用してもらうために、
なるべく広い枠で話を進めていこう。
「学業で成果を上げたい」
例えば、あなたがこう思ったとする。
大半の人は、思い止まりでその後の行動がついてこない。
もしくは、はじめだけやる気満々で次第に心についた火が消えていく。
その理由はね、
「分散」
俺はこれだと考える。
人間って同時に処理できる領域みたいなのがあって、
それは個々の能力によるんだけど、もしさっきあげた状況に陥ってしまうという人は、
やることとできること
このミスマッチが起きている。
つまり、キャパオーバー。やりたいこととできることの身の丈が合ってないんだよ。
それを解決するのが、「優先」「犠牲」「集中」
こういった考え方になる。
2本ハンマーをそれぞれ片手で振るのと、
1本のハンマーを両手で振るのだったら、後者の方がパワーが集中しやすくなるように、
「打破したい的」があるなら、そこを集中的に攻めた方が早い
っていうのは当たり前で、
俺はこれを勉強に応用した。
例えば10代の頃、ある時から俺は
「いつも学年1位の友達に勝ちたい」
そんなことを思うようになった。
そう、以前記事にも書いたこの友達ね。
→俺の川中中学校時代~東大生をモデリングした結果~
ちなみに、この友達は家も近所で部活も同じ。
勉強もできてスポーツもできて生徒会長。
おまけに、すごく大人びていて誠実で親切でユーモアがある人柄で、友達でありながら人間的にも尊敬する部分が多かった。
だからこそ、いつも刺激をもらってたし、
負けず嫌いの俺はどうしても彼に勝ちたかった。
まずは、want(したい)という願望
それはいつしか、decision(する!)という決意に変わっていった。
何事もまずは、願望からはじまる。
決意したその日から考えたこと。
達成するまで「毎日24時間ずっと勉強のことだけを考えよう」
これは言い過ぎか。
でも、そのくらいの勢いだったのを今でも覚えているよ。
”なるべく”とかじゃなくて、
”必ず”
”必ず”
自分が決めた目標を達成するまでは何よりも勉強を最優先にしよう
”必ず”
”必ず”
そう決めた。
例えば、
・テスト前は、学校終了後即効、猛ダッシュで帰宅
(いつもは部活だったり、友達とダラダラ帰ったり、グランドでサッカーしたりしてた)
・頭が良い同級生と会話する比重を上げた
(勉強の会話を増やした)
・学校にいる時も帰宅後も、常に学年トップになることだけを考える時間を増やした。
まずは、こんな感じでとにかく目標達成のために「勉強」を最最最優先に設定した。
結果が出るまでは、
・大好きな部活よりも勉強。
・大好きな遊びよりも勉強。
・大好きな友達よりも勉強。
こんな感じでギアを思いっきり勉強に傾けたんだよね。
当然、嫌だ。だって、勉強なんて嫌いだし、スポーツの練習や遊びの方が100倍楽しいもん。
でも、俺は全く後悔してない。
何より得られたモノの方が大きいから。
最終的に俺は、5教科250点中240点という結果を出し、
250人中学年1位を達成することになるんだけど、
これを読んで、
「お前それやり過ぎだろ」とか思う人もいるかもしれない。
けど、圧倒的な成果を上げたいなら、このくらいの勇気や覚悟がないと無理。
やっぱどこの分野でも圧倒的に成果出してる人って、だいたいこんな感じだなーって。
まずは、「何よりも成果を出したい分野を最優先にする」
これがすべてのはじまり。そう確信する。
でも、、実はこれだけじゃダメなんだよね。
きっと、俺もそうだけど、凡人がただ単にストイックになってもダメ。
凡人が根性論だけで突っ走ると、必ずどこかで破綻します。
大切なのは、どこまでいっても「工夫の連続」。
じゃあ、どうやって凡人の俺が工夫しながら努力していったのか?
次回からは、こういうことについても書いていく。
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