受験生のみなさん、感触はどうだったかな?
あわせて、2016年度(平成28年度)の山口県高校入試倍率も発表されました。
以下に下関地域の公立高校倍率をまとめています。
【下関地区の公立高校入試倍率一覧】 下関西(普通)1,1
(理数)0,6
下関南(普通)1,2
長府(総合学科)1,0
豊浦(普通)1,1
下関工科(機械工学)1,5
(電気工学)1,0
(建設工学)1,2
(応用化学工学)0,8
下関商業(商業)1,7 (情報処理)1,0
響(普通)1.9
田部(普通)1.0
(総合生活)0.9
豊北(普通)0.6
※見やすくするために、実質志願倍率だけ記載しました。また、”名目志願倍率”とは、推薦合格者も含めた数字です。一般入試の場合は関係ないので、省略しています。
【山口県高校入試倍率2016年(平成28年度)入試日程】 〈学力試験〉3月8日(火)
〈合格発表〉3月16日(水)
2016年山口県高校入試倍率からみるレビュー&分析
今年は、響や下商の倍率が下関地区では高くなりました。倍率って、こうしてみると、
その年の学年の優秀度がわかったりします。
どういうことか?
その年の志望倍率において、どこの高校が高いのか低いのか、
これによって、その年の総体的な能力が判断できるということです。
もう10年前の話ですが、私たちの頃、倍率が1番高かったのは豊浦高校で2倍くらいありました。
そして、下関地区で最も優秀だとされる下関西の倍率は、1,3倍くらいありました。
ちなみに自分たちの学年は、かなり優秀だと言われていました。
俺がいた川中中の同学年だけで東大、京大、早慶、関関同立がいるレベル。
そのほか、今年から変わった点といえば、
下関工業と中央工業が合併して、「下関工科」になったということ。
今後も少子化に伴い、合併の動きが強くなっていくことが予想されます。
ここまで倍率の話をしてきましたが、注意すべきは、あくまでも倍率は参考程度だということです。
倍率を一つの目安にすることは全然良いのですが、それを鵜呑みにしてはいけません。
というのは、たとえ倍率が定員割れの場合でも、合格基準に達していないと不合格になるからです。
例えば、志望する高校の倍率が「0,5」でも、
志望する高校の合格ラインに点数が満たなかったら落ちます。
だから、志望校の倍率が高くても低くても、そこまで気にする必要はないのです。
大事なのは、自分の能力を上げること。
これに集中すること一本です。
詳しい倍率を知りたい人は以下を参照してください。
山口県公立高校入試倍率2016
最後に、受験生へのメッセージ。
「絶対に諦めない」何でもそうですが、これが全てです。
入試も最後の最後まで、本当に何が起こるかわかりません。
今、ヤバイと危機感を持っている受験生は、今日いまこの瞬間から粘り強く努力していくしかないのです。
それが、土壇場での
「サヨナラ逆転満塁ホームラン」
これにつながります。
受験というのは、学校の定期考査でいつも上位にいる人が必ずしも志望校に合格するとは限らないし、
定期テストの順位がいつもパッとしない人でも、入試本番までに意味のある努力を積み重ねていくことでワンランク上の志望校に受かることもあります。
極端な例をあげるなら、もし下関西高校を狙うならば、
内申がオール3でも、入試本番の得点だけで9割以上とれれば全然受かります。
そういうパターン、今まで何度も見てきました。
これが入試というものです。
あとは精神面。
不安とか弱気とか、そういうのって持てば持つほど深みにハマっていく。
つまり、マイナスになる。
それよりも、
・「今自分にできることは何か?」
・「どうすれば、1点でも多くとれるか?」
これを考えまくって行動に移す。
こっちの方が明らかに創造的。
つまり、点数は上がりやすい。
なんでもそうだけど、心配性とかマイナス思考の性格とか、
そういうのは成果を遠ざける要因でしかありません。
結果を出し続け、困難に強い。
こういう人間は、ほぼ例外なくプラス思考です。
例えば、
「あー、どうしよう・・」
こんなこと嘆いてる弱気な一流のプロアスリートなんて見たことないでしょ?
それは、一流の選手ほどメンタルの重要性を知っているからです。
実際に、ネガティブな人よりもポジティブな人の方が物事における生産が30%以上高くなるというデータも出ています。
要は、考え方次第です。
なのですが、
同じ1つの出来事でも、その解釈の仕方は無限にあります。
以下の動画でも、その重要性がわかりやすく解説されています。
この動画で話されている思考法を習得することで、あなたの人生にとっても大きなプラスとなるでしょう。
「目の前にある困難=自分が成長するためのステップ」
このように捉え、
強気。
強気。
強気。
こう口で何度も唱えてみてください。
きっと何百回も繰り返し呪文のように唱えてたら、
自然とそういう心になっていきます。
気持ちで負けないっていうのは、勝つための絶対条件なのです。
とにかく、入試本番までできることはまだまだ沢山あります。
これは生徒の学力にもよるりますが、私が指導している生徒たちには、
「時間の使い方次第では、1ヶ月で最低50点以上は底上げできる」
こう伝えています。
もちろん本気でです。
私の指導では、勉強面だけではなくメンタル面にも目を向け、
同じ時間でも、人より成果を上げるための頭を使った努力の仕方
これを無限にアドバイスしていくので、
その通りに実行することで、かなりの成果が出てきています。
ここから本番直前までは、
時間の密度がかなり濃くなっていくので差がつきにくいです。
だからこそ、周りと努力を差別化し、
1分1秒を無駄にせず、目の前のことだけに集中し、淡々と課題をこなしていきましょう!
受験という一見困難なことも、工夫し楽しみながら乗り越えていければ、
その先の人生もきっと強く生きていける自信の一つになると思います。
受験生は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてくださいね。
📎下関西高校の入試不合格→国立大学公募推薦合格【受講生の受験勉強体験談】
📎下関西?下関南?豊浦?高校入試の志望校を変えるか迷ってる受験生へ
📎下関中等教育学校・中高一貫・付属で大学進学するメリットデメリット
📎箱根駅伝の繰り上げと受験不合格~紙一重で決まる勝負の心得~
📎受験や定期テストで点数伸ばしてライバルに差をつける考え方【差別化】
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