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NEW (2023.6.20)・・・ ブログ更新

高校3年で文転は大変?理系→文系に進路変更した最大の理由【体験談】

「文転」

これについて、今回は文転経験者の俺がタラタラ書いていこう。

高校1年時の終わりに、理系か文系か。
この選択を迫られた。

当時は正直、理系でも文系でもどちらでもいい。
そのくらいに考えていた。

ただ、リスク管理という面で、

文系に進めば、理系には移れない。
理系に進めば、文系には移れる。

こういう部分は、当然わかっていたから、
とりあえず理系に行っとくか!

そんな軽い気持ちで、理系クラスへ進んだ。

それでも、特に問題なく高校生活を送っていたのだが、
途中から、やっぱ自分は文系かもな・・。

英語が好きだな。
語学が好きだな。
世の社長は文系出身が多いんだな。

そういうことにだんだん気付き始め、

今であれば、理系科目の深さ面白さも十分にわかるのだが、
その頃は、とにかく、

自分が好きな科目を重点的に深く学びたい、
より自分に合った方向性を選択していきたい、

そんな想いが強く、
文転したい気持ちが徐々に強くなっていった。

そして、文転する最大の決め手となった要素がある。

それは、先生だ。

仕事においても、

「何をやるかではなく、誰とするか?」

そんなことがよく言われるが、
その時の俺もまさしくそんな感じだった。

というか、そんな哲学でずっと歩んできている。


当時、俺の学校は、

国公立大学合格を狙う特進クラス→1組~2組
私立大学合格を狙う進学クラス→3組~9組

こんな構成になっていた。



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俺は、もともと1組にいたのだが、
1年の時からずっと同じ担任だったので、
正直、もうこの先生から学ぶことはあまりないかなって。

感情ではなく、論理的にそう思った。
いや、本当はあるのかもしれないが、
それよりも、2組の担任に色んな意味で興味があって、

どんな先生かというと、

・高校時代にインターハイで成果上げて(バドミントン全国3位だったかな)
・世界的な外資企業、P&●の元社員(競争倍率数百倍)

そんな異色中の異色の経歴。
要は、複数分野で、かつ、一線級で成果をあげてきた人間。

俺からしてみれば、特に、

「競争倍率400ー500のビッグネーム元社員」

この点もそうだけど、

その先生から習っている友達からの噂で、
かなり「冷酷な鬼」、でも「すごいよ」
っていう話も聞いていたし、品のある立ち振舞いだったり、
雰囲気もどことなく不思議なオーラを放っていたし、それを俺は強く感じていたから、
個人的にその先生から学びたい気持ちが強くあった。

そういう理由もあり、文転すれば、その先生から習える。
勉強だけじゃなくて、人間的な面でもきっと学べる部分が多いはず。
人生にとって大きな財産になるはず。

そんな想いから、高3から文転しようと決めた。

ちなみに、2年時の担任には、確か掃除の時間終了直後に、

「センセー、ちょっと話があります!」とか言って、

その意志を告げた。


俺が在籍していた1組は約40人いたのだが、

別に俺1人抜けるのなんて全然いいや、俺の人生だし。

むしろ、環境変化があった方が色んな意味で能力も上がりやすいし、

2組には1年時の友達も結構いるけど、
半分くらいは知らない人間もいるから、

色んな出会いも味わえるし、文転しよう!!

そうなった。

やっぱり、人生は「出会い」で決まる。

勉強ウンチャラも大事だけど、それよりも、
とにかく、この先生から、人間的なこと全般を学びたい。

このインスピレーションが強くはたらいた

よって、文転した。

そして、後からわかったのだが、文転希望者が俺のほかにもうひとり。
さらに、私立の進学クラスに指定校推薦枠狙いで、故意的にダウングレードする希望者が1人いた。

後者のような選択も、俺は全然悪くないと思うし、
俺の高校は、有名大学の指定校推薦枠も結構持っていたから、
むしろ賢いなーとも思う。

ただ、俺は特進クラスのまま文転。

理由は、悪い意味で楽をしたくなかったから。

別に私立進学クラスにダウングレードしてもいいんだけど、
そうすれば、ほぼ高確率で日本屈指の有名私立大学に楽して進学できるんだけど、
それをしたところで、簡単に成績上位になれることはわかっていたし、
特進クラスよりも明らかにイージーモードになるし、
だけど、そんな環境だと自分の進化もそれまでだなって。

それよりも、特進クラスのメンバーで、
切磋琢磨した方が色んな意味で、長い目で見て成長が進みやすい。

そういう直感。
そういう判断。

こういうところが俺の不器用なところではあるんだけど、
間違いなく、この決断によって色んな能力が上がったのかなと思う。

で、実際、文転して、、

結論、よかった。
思ったとおりになった。

文転した時期は、3年からだったけど、

やっぱ1番は、

「先生との出会い」これだね。

もし、この先生が理系の担当なら、
俺は文転しなかったかもしれない。

それくらい、魅力的な先生だったね。

P&●くらいの企業になると倍率400ー500クラスになるんだけど、
そういう修羅場くぐり抜けてるだけあるなーって。

教師っていうより、できるビジネスマンだなーって。

所作だったり、気遣いだったリ、1つ1つの発言も、
他の先生とは、ひと味もふた味も違った。
そんな印象。


彼からは、予想通り本当に色んなことを学ばさせてもらったし、
俺は個人的にけっこう叱られたりもしたけど、
逆に、それは俺と本気で向き合ってくれてる証でもあるし、
俺はうれしかったよ。

だから、その先生には今でも本当に感謝してる。

この記事で登場している先生ね!
高校時代に元外資系企業サラリーマン教師から学んだ教え


最後に、文転のデメリットをしいて挙げるなら、
やっぱり、受験科目と関係ない勉強。
この無駄が文転する分だけ、どうしても生まれてしまうってこと。
その時間の分だけ、受験科目に時間を費やせば、当然上がりやすくなるわけだしね。

だから、はじめから目的地を明確に決めているのがやっぱり1番いい。

ただ、その無駄も、考え方次第では、逆に武器にもなったりすることもあるのかなって、
そんなことを今では思ったりもする。

こうして俺みたいに遠回りしてきた人間にしか伝えられないことがあるのもその一例なのかな。

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