(前回の記事)一般入試面接動向①【山口県下関市・全国の公立高校・大学受験】
話を戻すと、前回挙げたもろもろの能力を判断する為のテストが
面接
文章(作文、調査書など)
ということ。
学歴が高い=論理的思考能力が高い
わけではないし、
学力が高い=ストレスに強い
わけでもない。
あくまでこれは確率論なだけであって、
それぞれの関係が比例しないケースは、ゴロゴロある。
今までのようなペーパーテスト。
これだけでは測れない能力がいくつもあるのは当たり前で、
はっきり言うと、
企業が欲している能力は、従来型の学力(暗記力)ではない。
今さらネットの時代に、そんなものは企業にとって重要じゃない。
けど、やっぱり学歴(学業で努力ができるかチェック)はパスポート。
これも変わらない。
今回伝えたかったことは、
「勉強のための勉強」なんかしてても、受験以降まったく通用しないよってこと。
学校の勉強はできるけど、ただの頭でっかちでしかない人だとか、
学校の勉強はできるけど、人間関係が上手く築けない人だとか、
学校の勉強はできるけど、他に全く応用がきかない人とかとかね。
こういう人は、失礼ながら、
高学歴でも結構多いし、本末転倒でしかない。
今、少子化で1人っ子が増えてきて、その分だけ甘い、幼い親も増えてきて、
本当の意味での厳しさを知らないとか、上下関係を知らないとか、
ITの時代で、コミュ障が増えてきて、
礼儀作法知らない、リアルから逃げる、修羅場から逃げる、心が弱い、幼い子どもが増えてきてとかとかね・・。
こういうタイプは、得てしてトータルの能力値が低い。
一方で、有名スポーツ(習い事など)。
この分野において全国区で成果を上げてる生徒は、たとえ学力が低くてもその他の能力が高い場合が多い。
だから、結果的に指導すると学力が伸びやすいっていうのは事実だし、かといって前者タイプに可能性がないと言いたいわけでもない。
誰にでも必ず、必ず「強み」はある。
その強みを上手く勉強に活かせてないだけ。
そして、学力の上げ方は2つしかない。
1つは、学力によって学力を上げる。
もう1つは、学力以外の能力を上げることで学力を上げる。
例えば、ストレスに強くなったら?
例えば、いろんな物事に対する考え方のレベルが上がったら?論理や感性が上がったら?
そりゃ学力も上がるよ。当然の話。
そう、大事なのは、この両方からアプローチしていくこと。
でも、大半の学習塾は学習塾であり、だからこそ前者しか行わない、行えないわけで、
そういう大人が大多数なわけで、
それがつまり、いつも言ってる「勉強のための勉強」でしかないよってこと。
現に俺の中高生時代がそうだったしね・・。
「勉強における賢さな」らそれで身につく。効力は受験終了まで。
一方で、色んな分野で通用する「本質的な賢さ(柔らかさ)・強さ」。こういうのは、後者でしか身につかない。価値は一生。
Array受験勉強の為にしか勉強してない生徒は、
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2018年6月23日
それ以降いわゆる「何も役に立たない勉強」で終わってしまう。
一方、同じ受験勉強なんだけど、
広い視点から勉強してる、教わってる生徒は、受験以降もきっと多くの場面で活きてきやすい。
勉強1つとってもアプローチの仕方、切り口が無限に存在するからね
Array本当に重要なのは、手段と目的。
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2018年6月23日
これを履き違えないこと。
前者の受験勉強は、18歳で終わる。
後者の受験勉強は、一生活きる。
「受験で学んだことを活かす」
こんなセリフよく聞くけど、
本当の意味で活かせてる人って果たしてどれだけいるのだろう・・
遅いけど俺はそれに20代前半で気付けた。
結局、受験勉強は何のためにするのか?
大学に受かるため?
それはそうだけど、結局それも
「仕事」のため。社会で強く生きていくため。自己成長を加速させるため。
最終目的地を深堀りしていくと、結局その辺に行き着く。
大半の人間は、22歳で社会に出るわけだから、
勉強のために勉強するんじゃなくて、
勉強という1つのアイテムを通じて、
生きていくために、勉強以外でも活躍するために、
必要な能力を上げる。
優秀な企業ほど、学力だけではなく、全般的な能力を見てくる。
俺もいっぱい見てきたよ、高学歴でもトータルは低い。
低学歴でもトータルが高い。前者は落ちるけど、後者は採用されたりね。
世の中ってほんと理不尽。
もっとこういう本質的なことを言ってくれる大人が増えればいいのになって思うし、それを子どもの時からずっと思っていた。
遠くを見た上で近くも見る。
どこまでも「本質」にこだわる。
そんなイメージを形にしているのがまさに当塾だったりするのかな。
それは、
・勉強はもちろん、それ以外の分野でも多くの成果を上げてきていること。
・普通に生きてたらまず出会えない一流のビジネスマンから直接指導を受けてきていること。
そんな俺だからこそできること。伝えられること。みえることがある。
口ばかり、誇大広告が多い塾ばかり。そんな中で、当塾は上記のような根拠。
そして、無料体験でそれを証明。SNSでもそれを証明。その上で有料指導を行い、さらに証明し続けていく。
手段と目的を履き違えてはダメだ。
くどいけど、
「勉強=全般的な能力を伸ばすためのツール」
俺はこういう考え方。
今回はここまで。
気が向いたら今後、面接や小論文のことについても触れていこう。
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