努力には2種類あって、
1つめは、非効率な努力。
2つめは、効率的な努力。これらがある。
っていう話はどこかの記事で書いていた通り。
今回は、頭を使った努力
これを必然的に自ら生み出す為に必要なことを書いていく。
さっそくだけど、結論からいうと3つある。
1つめは、知識だ。
例えば、筋トレ。
これ1つとっても無数に努力の仕方が存在するわけだけど、
特に「頻度」はすごく重要な鍵を握っていて、
毎日やるのは非効率な努力、
毎日やるのは逆効果になってしまう。
この理由は、「超回復」
筋肉がつく理屈は、
一度筋組織が壊れ、それが自然治癒力によって修復される時に大きくなるというもの。
この原理を超回復と呼ぶわけだが、この修復には時間がかかる。
具体的には、2日~3日間。
よって、その期間は休息をとったほうが筋肉がつきやすくなるというデータが出てる。
だから、頭を使って努力する人ほど、「休息」を重視し、
毎日ハードなトレーニングをするんじゃなくて、
週×2回とか、そんなペースで筋トレしてる。
以上のように、たった1つの知識があるかどうかで努力の仕方が全く変わってきたりする。
知らないが故に毎日ハードな根性論に突っ走る。その割に努力のコスパが悪い。いわゆる自己満足な努力。
一方で、知識に則った上で「科学的な努力」を重んじ、トレーニングと休息のバランスを図る。いわゆる理にかなった努力。
どっちが努力のコスパは高いですか?
どっちが結果が出やすいですか?
答えは言うまでもなく、
ようは、「知ってるか、知らないか」
これ次第で努力の仕方も生産性も変わってくるよ、というのが1つめ。
受験勉強も上記の例と同じく、
「知ってるだけで差がつく知識」って星の数ほど存在する。
俺の指導では、勉強内もそうだけど、それ以外の例えば人間科学の知識だったり、そういう科学的なデータも山ほどバラまくわけだから、それを武器にするだけでも断然、努力の質が上がっていく。
続いて、2つめ。
論理。
「こうすれば、こうなるだろう」
という、筋道を立てて、予測する力だ。
知識があれば、論理をまかなえたりするし、
その逆も成立しやすいのだが、
知識×論理
この両方に長けてると、最強のタッグが組める。
この知識を使って、こうすれば、こうなるから、
あの知識も使えば、さらに効率性は増すだとか、
そういう仮説が無限に生まれるようになる。
つまりは、自分でアイデアをバンバン創り出せるようになっていく。
先人から授かるものを知識というのなら、
自分で生み出す世界に1つだけのアイデアは、いうなれば論理だ。
つまり、論理的思考力が高い人ほど、人と被らないアイデアが出まくる。
0から1を生み出せる人間なわけだ。
俺の教えに「人と違う努力をしろ」というのがあるが、
これはまさしく論理が招く典型例。
論理が低い人間ほど人と同じことをしまくるし、
その逆は、自信をもって人の裏を行く。
だから、
だから、
結果に違いが生じるわけだ。
俺が意識しているのはこういう超本質的な部分。
よって、指導においても、単に知識を振りかざすだけではなく、
論理が上がりやすいような教え方をするわけだから、
努力のパフォーマンスが圧倒的に改善されるのは言うまでもないが、
日常における問題解決だとか、独創性も上がりやすくなっている。
最後に3つめ。
感性。
感じる能力。
ようは、気付けるかどうか。
これも、努力の質を左右する。
もっとこうすれば、よくなるんんじゃないか?
っていうのは、些細な「気づき」から生まれる。
悪い意味で鈍感な人間は、そういうのに気付かない。
「気づく」って本当に重要な能力。
日常生活でいうなら、人の気持ちに敏感な人、洞察力がある人とかね。
そういう人って、察知する力に長けているから、人に気を遣えるし、それでいてセンスがいいから、その分だけ良好な人間関係を築きやすい。
それと同じで、努力も色んなことに気づけるひとの方が色んな意味で努力の質が高まっていくよという話。
結局、今回あげた3つの能力は、勉強はもちろん、どんな世界でも強く活きてくる力だ。
3つの能力が高い人ほど、いろんなことがうまくいく。
これは、間違いない。
どれか1つ欠けてもダメだし、
重要なのは3つの能力をバランスよく上げていくことだ。
そして、これらを高める最短な方法があるとすれば、
それは、
知識×論理×感性
それぞれのレベルが激高な大人となるべく一緒にいること。いようとすること。
これしかないのかなって思うよ、経験上。
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