「ライバルの成功を願おうよ」
そんなお話をしていこう。
自分をレベルアップさせたい。
もし、この気持ちがあるなら、
自分だけではなく、自分の周りにも良い影響を与えることが大切だ。
その理由は、自分以外にプラスを与えることが、
相手の為にもなるし、自分の為にもなるから。
例えば、ライバルとの競争。
これは、スポーツではよくあること。
今日のヤフーニュースで、
巨人の村田修一選手の記事がのっていた。
彼と、今年巨人に加入したマギー選手。
この2人は、同じサードという守備位置で、
かつ、長距離バッターという非常に似たタイプの選手だ。
よって、首脳陣は、
村田選手とマギー選手の併用を考えていたとのこと。
というのは、マギー選手はムラがある選手だから、
マギー選手の成績が落ちてきたタイミングで、村田選手を使う。
こんな構想だったらしい。
しかし、現実はマギー選手がずっとスタメンをはっている。
マギー選手は、調子を落とすどころか、よく打っている。
こういうのもライバル競争の典型例。
俺も、野球や陸上をやっていたからわかるけど、こんな時ほど人間
「あいつさえいなければ、俺が活躍できたのに・・」
って思いがちなんだよね。
例えば俺は、小中と続けた硬式野球において、
小学まではセカンドのレギュラーとして試合に出続けていたけど、
中学に上がってはじめて公式戦の背番号をもらった時、大きな屈辱を味わった。
中学に上がって外部から新しく入ってきたライバル。
ずっと競っていて、心の中では勝てたと思っていたそのライバルに、
セカンドのレギュラー背番号である「4」は渡ったのだ。
この時は、悔し過ぎて家に帰ると涙が出た。
けど、それと同時に、
正直、俺は、
「コイツさえいなければ、俺はレギュラーだったのに。」
とも少なからず思った。
でも、この思考。
実は自分にとっても相手にとっても良くないことなんだ。
そのことに気付かせてくれた、あるスポーツ選手がいる。
ゴルフ界で大活躍していたタイガー・ウッズ選手だ。
知っての通り、彼はアメリカのプロゴルファーとして、何度も優勝をしていた有名プレーヤー。大スターだ。
動画をみてもわかる通り、彼の技術はウルトラ一級品だ。
そんな彼が、相手選手との決勝戦で、
思っていたことがある。
普通なら、相手選手のパターが入らないことを願うはず。
しかし、彼はライバルの選手が打つ時に、ずっと
「入れ!入れ!」
そう思っていたらしい。
なぜ、彼がそう思っていたのか?
それは、相手のレベルが上がれば、
自分もよりレベルアップできると思ったからだそう。
こういうふうに、世界の超一流の選手にもなると、本物にもなると、
当然普通の人とは考えることはまるっきり違ってくる。
だから、圧倒的な結果を出し続けることができる。
こうやって、ライバルを蹴落とすという思考ではなく、ライバルの成長を願う。
そして、結局それが「刺激」になり、自分をさらに高いレベルに持っていってくれるための手段になるということ。
これを意識してみるだけでも、何か変わるはずだと思うよ。
Array珍しい光景だけど、ライバルを応援する思考って案外大切かもしれない。昔、超一流のプロゴルファーが試合中、対戦相手の失敗ではなく、成功をずっと願ってたってエピソードあったけど、この域まで器を磨き上げてきたからこそ、きっと技術面だけではなく、色んな意味でレベルアップできたのかなって思う https://t.co/pKdzRTNG03
— 下関市の個別指導学習塾TMD【中学生・高校生・浪人生・社会人】 (@001_coach) July 24, 2017
Array見栄はったら進歩なし!
— 下関市の個別指導学習塾TMD【中学生・高校生・浪人生・社会人】 (@001_coach) July 22, 2019
先人からも、ライバルからも、よい部分だけを吸収しよう!
あら探しは一切のプラスにならない。
優秀な人ほど、何においても、どんな時でも、
ネガティブな面ではなく、ポジティブな面にしか目を向けないよ。
Arrayライバルの負けや失敗を願ったりするようでは選手失格
— 下関市の個別指導学習塾TMD【中学生・高校生・浪人生・社会人】 (@001_coach) September 29, 2018
「打つな!」「失敗しろ、失敗しろ!」
野村克也さんが引退を決意したのは、代打を出された時に、交代した選手の失敗を願ったこと。
ライバルの失敗ではなく、成功を願うべき理由(蹴落とすのではなく応援する意味)https://t.co/12DSYN6Ghq
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