どうだったかな?
新学期も1週間が経ち、僕が教えている生徒たちもどことなく疲れているように思えます。
でも、そんな時ほど「考え方」を変えると乗り越えやすくなります。
例えば、
「苦しい時ほど成長している証拠」
「よし!これでまた強くなれる!」
などなど、こんな具合にね。
何事も考え方次第でどんな状況でも、無限に自分を成長させていくことができるから。
さて、今日は「物事は球体」という話をします。
私は、何にしても、地球上に存在する物事はすべて「球」だと思っています。
どういうことか?
360°の見方、捉え方があるということです。
例えば、「テストの点数が悪かった」
というこの1つの事実に対して、考え方は無数にあります。
A君
「いやー、俺やっぱ勉強の才能ないわ・・。」(グチャグチャ→ポイッ。(丸めてゴミ箱にIN))
B君
「今回は、たまたま。運が悪かっただけだ。苦手な問題ばっか出題されたし。」(運のせいにする)
C君
「今回は、親が勉強しろしろうるさくてやる気失せたからしゃあーない。」(人のせいにする)
他にも色んな捉え方ができますが、今挙げた3つの捉え方は全て結果が出ない人の考え方です。
つまり、次回以降も成績が伸びる可能性は非常に低いでしょう。
一方、次回以降の点数が伸びていく生徒はこう考えます。
「やったぜ!弱点がたくさん見つかった!絶好のチャンスだ!ここで頑張ってやり直し、解き直しをすれば、もっと実力が上がるはず!」
前者と後者の違い。
それは捉え方です。
起きた出来事は1つ。
でも、考え方はいくらでも存在するのです。
重要なのは、前向きに捉えること。
これにより、それ以降の行動が変わってきます。
まさに【不安を払拭して常に「新鮮な気持ち」を持ち続ける方法】にあるように、思考が行動に変わるパターンです。
以下の図のように、たった1つの物事でさえも、色んな角度から見ることができます。
人間も同じです。
例えば、挨拶を返してくれなかった人がいたとします。
この時、一般的には、「この人感じ悪いなー」ってちょっと気分悪くなる人が多いと思います。
でも、別の視点から見れば、
「挨拶もできないくらい、何か悲しい出来事でもあったのかな。。」
「体調が悪いのかもしれないな」
このような見方もできるのです。
起きたのは、「挨拶を返してくれなかった」というたった「1つ」の出来事です。
こういう状況でさえ、想像力を働かせることで様々なシチュエーションを考えることができますし、それによってイライラすることなく心に余裕が生まれてきます。
他にも、みんなの前ではいつも突っ張ってるバリバリのヤンキー。
そんな彼にも、実は優しい一面があったり、
普段はクールなように見える人が、実は車の運転がめちゃくちゃ荒かったり・・などなど。
こういうことって結構あります。
表層だけを見て、それをすべてと捉えるのは本当に危険というか、視野が狭い見方です。
人も出来事も、トータルで見ていかないといけません。
今回書いた思考法は、いろんなシチュエーションで当てはまることができるので、
意識して使ってみると、何か違った景色が見えてくるかもしれません。
大事なのは、想像力を働かせること。
世の中、「360°」です。
冒頭で述べた通り、一見「マイナス」な出来事さえも、いくらでもプラス変えることはできるので、その練習を日頃から、どんなに小さなことでも実践していくことが大切だと思います。
例えば、、
・コップの水がこぼれた→床をキレイに拭けるチャンス! ・事故った→命が助かってホントに幸運だ! ・急いでいる時に赤信号で止まった→大事故に巻き込まれないように神様が止めてくれた! ・体調崩した→健康について学ぶチャンス!尊さを学ぶ。
などなど(笑)
こんな感じで、もはやどんな出来事も「都合の良いように変えていくゲーム」です。
ちなみに私は5年くらいずっと意識して練習し続けて、やっと「性格」になりました。
僕がそうだったように、誰にでも性格は変えることができます。
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