このブログの読者さんは知ってる通り、
俺は小学生の頃から、硬式野球をしていた。
その中で起きた事件がある。
「目に打球直撃」
もう一度いう。
「目に打球直撃」
今でも忘れない。
あの時の光景。
あの時の衝撃。
上津役ロビンス
っていうチームとの練習試合中、目に硬球。
軟球ではなく硬球があたった瞬間、俺はその場に崩れ落ちた。。
そして、そのまま国立下関病院へ救急搬送された。
周りにはかなり心配かけたんだけど、
医者からは網膜剥離、
つまり失明する一歩手前みたいな話をされた。
その後、即手術とのことで入院が決まった。
のちのち親戚の叔母から聞いたが、
この時、母親は泣いていたらしい。
これが確か小5の話。
俺は野球がとにかく大大大好きで、
練習しない日はないくらい毎日練習しまくってたから、
この事態は、ひたすらピンチ。
それに、大事な大会前だったこともあり、
そういう事情的にも、努力したいのにできない。
ライバル負けたくないけど何もできない。もどかしい。
目が痛いけど、心も痛い・・・。
そんな状況だった。
入院期間は2週間。
ただ、その「14日」という期間で、
ピンチでしかない状況は、色んな意味で大チャンスに変わりまくった。
色んな意味で人生の価値観が変わった。
そんな貴重な14日間だった。
入院初日は、あまりにつらすぎて、
あまりにも急激に状況が変わりすぎて、
相当、落ち込んだ。心の中で大号泣。
まさに、そんな状況だった。
母親と妹が持ってきてくれた、CDラジカセや果物。
その夜、1人ベッドで聴いたコブクロ。
監督、コーチ、マネージャー、チームメイト、学校の担任など、
色んな人たちがお見舞いに来てくれる。
一番感動したのは、
担任の先生が、
徳川家康とズッコケ三人組の本と一緒に持ってきてくれた、
「クラスメートたちの手紙」
これだ。
クラスの同級生1人1人が、
俺のために、手紙を書いてくれたのだ。
今でも何人かの言葉は覚えてるんだけど、
それくらい、何事にも変えられない「有り難さ」
プライスレスな「人情味」
俺はその時、「人の温かさ」を身を通じて思い知った。
いや~、うれしかったよ、心の底から。
もう感謝しかないって感じで。
んで、この経験はさ、
ピンチがチャンスになってる典型だ
ってことに気付いた。
いや、俺ケガしてよくなかったと思ったけど、よかったじゃん
って。こうなった。
結局、どんなにピンチな状況に陥っても、
そういう時ほど学べることは星の数ほど眠ってるし、
プラスの財産になることが必ず潜んでる。
重要なのは、それに気づけるかどうか。
そして、そのためには、常にピンチはチャンスって思いながら生きることだと思うよ!
こういう心構えはね、ほんとすべての物事につながってくるからさ!!!
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