根本的な、本質的な、
そういう「核」な部分にしかマジで興味がない。
これはいつも言ってる通りで、
例えば、
「問題解決」
このテーマ1つとっても、色々書いていくと、
トラブルには、
先天的な問題と、
後天的な問題。この2種類があって、
たいていの人は、前者にパワーを削がれすぎてる。
思考が濁っている
っていうのが俺の印象。
一方で、なんでも上手くいっちゃうような人は、
白色に黒色を1滴も混ぜない要領で、
後者に100%の労力をかける。
この比率、このルールを絶対的に遵守する。
まず、先天性の問題。
これについては、「定義」がある。
いくら時間を割いても、いくらお金をかけても、いくらあがいても、
変化不可能。
変化不可能。
これだ。
なのに、なのに、人は変えられないことほど変えようとし過ぎなんだよね。
・もう少し身長が高ければなあ~
・あの人がこうだったらなあ~
・○○の才能があったらなあ~
・コロナがなかったらなあ~
・・・
自力ではどうしようもないこと。
「コントロールの余地がないタラレバ」
「生まれつきの決定事項」
これらについて、クヨクヨ悩んでしまったり、グチグチグチグチ愚痴ちゃったりする。
一方で、上手くいく人は真逆だ。
まず、問題が発生した時に考えることは、
その問題が、
①操作不可能なのか、
②操作可能なのか、っていうこと。
この仕分けをした上で、
①であれば1秒で諦める。諦めるというか、受け入れる。
②であれば、ゴールするまで諦めない。
このマインドセットをあてはめた上で、以下の作業に入る。
「原因特定」
例えば、先日ある生徒とこんなやり取りをした。
俺:「今回の確認テスト、なぜ合格点を下回ったと思う?」
生徒:「外出して時間が取れなかったからです」
はっきり言って、
これは成果をあげない生徒がよく口にするテンプレートだ。
「変えられないこと」を言い訳の材料にしちゃってる。
では、この件での正解は何かというと、
「”外出した分だけ時間を生み出す”という意識や工夫が弱かったからです」
かもしれないし、
「”時間を生み出すための糸口”について質問しなかったからです」
かもしれないし、
「言い訳してしまう自分の弱さです」
かもしれないし、
「勇気や覚悟が足りなかったからです」
かもしれない。
下にいくほど、より本質的な原因になるわけだけど、
上手くいく人っていうのは、
いつも、
いつも、
いつも、
「本質」
ココしか見てないよ。
例えば、以下の動画は3年以上前のものだけど、
この中でも語っている「腹痛」の話も然り、
「原因特定」
これを見誤ると、
問題は永遠に解決されない。
それどころか、状況は悪化していく一方だ。
俺からしてみれば、
後天的な問題の99%は、解決可能。
そう確信している。
“勉強”
このテーマであれば、
「テストでいい結果が出ない」
この不満は、先天性ではなく、後天性の問題でしかない。
だって、今まで俺は、絶体絶命的な生徒を何度も蘇らせる以上に蘇らせてきているから。
よって、
100000000%
100000000%解決可能だ。
そう信じて疑わないし、
そのために、当塾が存在してるわけだしね。
なのに、
なのに、
上記のようなシチュエーションにおいて、
結果が上がらない生徒ほど、
「言い訳」だったり、
「思い込み」だったり、
そういう本質的ではなく、”表層的な理由”で、
その場しのぎをしようとする。
自分を正当化しようとする。
そうやって取り繕おうとすればするほど、不当化にしかならないにも関わらず。
だから言葉に深みも出てこない。薄っぺらい。
そして、
そういう「真の教育」をされてこなかった。
そもそも、そういう教育をできる人間もレア。
だから、上に行けないんだよ、とね。
いや、厳密にいうと、
上記のような属性は、
“色んな分野で成果を上げるような人間”
には少なくともなれない。
まずは、そこ(本質的な原因)に気付かない限り。
気付かされない限りね。
結局、その人が成果を上げる人間なのかどうかっていう判断は、
「言葉」
「口癖」
これをよーーーく見とけば、すぐにわかることなんだ。
例えば、俺の塾って成績1つとっても色んな層が来るんだけど、
初回面談の時に、俺は生徒と3分も会話をすれば、
・今の成績がどのくらいの位置にいるのか
・部活動で成果を上げているのか
・人間関係が上手くいってるのか
などなど、
色んなことが手に取るようにわかっちゃう。
ビンビン俺のセンサーが感じ取っちゃう。
その上で答え合わせをするかのように、
現時点での立ち位置だったりをヒアリングする。
すると、ほぼ百発百中でピンポーンなわけだ。
いや、別にいいんだよ
対処的にカンフル剤打ちまくっても。
でも、それは、学業でいうなら、
テクニックだけで点数上げること。
テクニックだけで受からせること。
「机の上の勉強」しか教えないこと。
これらを指すわけだけど、
そんなことやろうと思えばいくらでもできちゃうわけで、
ただ、
そんなことだけに注力したところで長期的には意味がないというか、
かえって逆効果というか、あとあと苦しくなっちゃうだけだなんだよね。
だから、理想は、
当塾のモットーでもある、
「本質的な能力を上げながら学力も上げること」
これであり、
くどいけど、
根本的な原因にたどり着かない限り、
基本的にはどんな分野でも、真の問題解決や能力開発なんてありえないよ。
そして、何より、
「本質に辿り着くための方法」を知らない人も多い。
だから、
その答えの核となる部分だけ伝えてから終わりにしよう。
ズバリ、
「”なぜ”の100乗」
つまり、
「Whyを自問自答しまくること」
これだ。
例えば、上記の会話においても、
・なぜ時間がとれなかった?
→時間をとるための意識や工夫が欠落していたから
↓
・なぜ時間をとるための意識や工夫が欠落していた?
→質問しなかったから
↓
・なぜ質問しなかった?
→覚悟がたりなかったから
こんな感じで「ハテナ」を何回も何回も振っていくと、
最終的に、あなたが抱える問題の「真の原因」にたどり着けたりするよ。
これを色んな事象に対して、
「日常的に」「100回レベルで」振っていく。
なんでもそうだけど、
「宝の在り処は奥深く」
これがキーワードなんだよな。
温泉だって、地上ではなく、
地下を掘って、掘って、掘ってはじめてでてきたりするでしょ?
それと一緒だ。
結局、一次関数の問題にも答えが存在するように、
問題解決の仕方にも答えが存在するんだよ。
だから俺は、決して表層的な対処療法に依存するではなく、
上記のような、根本的な体質から改善していかせるような、
そういったコーチングみたいなこともよくするし、
だから、これだけ成果が上がる生徒、人生が変わる生徒がいるっていうかね。
結局、
結果の裏には原因がある
っていう当たり前の原則を当たり前に追求してきた結果。
ただ、それだけに過ぎない。
手前味噌だけど、
こういう手法って無数にあるし、
これらを、
都度、そのシーンによってベストな棚を引き出しまくる
みたいなアプローチって、
色んな分野で成果を上げてる人間であること。
これがまず絶対条件で、
その上で、
ワンオンワンで徹底的に向き合わないとできないことだなんだよね。
とにかく、俺はヒエラルキーが異次元級で高い人間を数々見てきているけど、
色んな意味でレベルの高い人間ほど、こういう大人と人生のどこかで出会ってるし、
特定の技術を教わる以上に、こういう本質的な指摘を受けまくりながら育ってるよ。間違いなく。
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