勉強における心技体。
今回は、そんなテーマで書いていこう。
「心技体」
これは、スポーツやってる人なら聞いたことがある言葉だと思う。
その言葉の通り、
心と技術と身体。
この3つ、それぞれのレベルを高めていくことがスポーツ上達につながる。
そんな考え方のことを言う。
でも、これは別にスポーツだけじゃない。
受験勉強にも通用する考え方だと思う。
じゃあ、具体的に見ていこう。
まずは、心。
気持ち。
受験勉強って、言うまでもなく困難でしかない。
そんな困難に対して、メンタルが弱いと、どうしても目の前の嫌なことから逃げてしまう。
一度逃げてしまうと、人間「逃げ癖」がつく。
ひいては、それが受験勉強だけではなく、人生の退化にもつながる。
だから、受験勉強という一大イベントを通じて、逆境にも耐え抜く力をつけていく。
これを10代の時から身につけておくと、受験以降の人生も楽になるし、
しぶとく生きていける自信につながるって思うよ。
最近は、少子化とIT。これによって、気持ちが弱い子どもが増えてると強く感じる。
時としてビシっと言える大人も少ない。
甘い大人が多いんだよね。
メンタルって、俺が思うに、いかに「思考のパターン」を知っているか。
この知識量に比例する。
具体的には、こういう状況ではこういう考え方を取り入れるべきとか。
そういう部分を細かく、オーダーメイドで、かつ体系的に論理立てて教えてくれる大人ってマジで少ない。
俺が出会った中でも、
高校時代に出会った、世界有数の外資系企業の元社員の担任。
学生の時に出会った、通信大手の元幹部。
学生以降に出会った、IT起業家の先輩。
このくらいかな。
きちんと「心の部分」までアプローチしてくれた大人は。
唐突すぎるけど、
ここで、プロ野球界を代表する、あるピッチャーの話をしよう。
このピッチャー、俺より年下なんだけど、
甲子園の時からずっと注目してる投手。
プロに入ってからも長く活躍していて、
今でも勝利数ランキングには必ず名前が入ってくる常連。
数年前、この選手の強さが気になって、徹底的に調べたことがある。
結論、謎が解けた。
高校時代から、一流のメンタルトレーナー雇って、指導を受けているらしい。
ああ、やっぱ一流のプロ野球選手ってわかってるなって思う。
結局、プロ野球しかり、受験勉強しかり、
どの世界でも、根本的に鍵を握っているのは、メンタル。
つまり、「心構え」なんだよ。
俺の指導では、当然この部分も重要視してるから、その通りに実践さえしていけば、
人間的にも強くなって、幅が出てきやすいっていうのは言うまでもない。
別に、天才しかできないとかではなく、誰でもできるトレーニング。
これ次第で、当然個人差あるけど、メンタルは誰でも適切に強化していくことは可能。
俺の持論だけど、勉強だけを教えても結局、勉強に対する取り組み方や姿勢が変わらなかったら意味がない。
だから、ちゃんと根本的な気持ちの部分から指導していかないと伸びにくい。
そこは病気同様、人によっては時間はかかるけど、あくまでも対処的ではなく根本的に治していかないと、すぐにまた症状が悪化するからね。
続いて、技術。
これを受験に置き換えるなら、2つの考え方がある。
1つは、勉強そのもののテクニック。
例えば計算方法の工夫。
現文の読み方。
小論文の書き方などなど。
こういう勉強面におけるテクニック。
ただし、この部分に関しては、あくまでも基礎力がついている前提の話。
基礎がついてない人に関しては、まずはテクニックではなく、基礎を徹底的に磨いていく必要がある。
そして、もうひとつが努力の仕方。
つまり、勉強方法であったり、モチベーション管理であったり、こういう部分。
これは、頭を使わないとダメ。
俺の指導では、当然そのひとつひとつに明確な根拠を提示した上で実践してもらう。
だから成果が出やすいし、部活やってる子でも両立しながらやっていくことができる。
動画でも少し語っているから、よかったら参考にしてほしい。
最後に体。
この部分は、受験勉強でいうなら、体力。
いくら頭のキレがよくても「健康な体力」がないとダメ。
人間の心と身体は、密接に関係しているけど、部活などで体力をつけていくことも大事になる。
忍耐力、集中力、タフさなどなど。
こういう部分も鍛えていくことによって、あとあと学力向上をバックアップしてくれる時が必ずやってくる。
病弱だったり、病気だったり、健康状態が悪いと何事においてもパフォーマンスが下がるしね。
だから、そういう部分にも投資を惜しまない。
工夫していくってことが大切になるかな。
具体的には、食事やサプリメントなどの栄養面でも差別化ははかれるし、睡眠の取り方、運動などでもレベルアップさせていくことは可能。
例えば、あるプロ野球チームが疲労軽減にクエン酸を取り入れてるって話を数年前に見たけど、こういうのも工夫の1つにはなる。
もっともっと伝えたいことはいっぱいあるけど、長くなったからまた今度気が向けば書いていこう。
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