「予約制」をとっている塾はそう見たことがありません。
当塾は、授業だけではなく、自習まで完全予約制にしています。
その理由①
緊張感をもってやってほしいから。
言うまでもなく、スポーツの世界でも「練習のための練習」
こんなことをしている選手に、本番で結果を残す選手などいません。
それは、普段から良い意味での緊張感に触れてないからです。
プレッシャーゼロ。こんな状況で普段から練習したところで、
本番で一気にプレッシャーがかかった場面で負けてしまうのは、火を見るよりも明らかです。
・いつでも来ていい
・何時間でもやっていい
そんな自習室が世の中には山ほどあります。
実際、私自身もそういうところに通ってましたが、逆に「緊張感」がなさ過ぎて、
・自習に行こうと思っていても、結局弱い自分に負けて行かない日が続いたり、
・酷いと居眠りの時間に変わってしまったり、
・ダラダラと実のない勉強をしたり、、
このように、完全に「自習の為の自習」をしていた記憶が強いです。
たとえば今、日本では「働き方改革」が行われてきています。
それは、労働時間と生産性の関係が見直されたからです。
実際、日本の平均労働時間を下回る時間量でも、発展している事例は多数あります。
国内で挙げれば、最近何かと話題のZOZOTOWN。
この会社は、9時出社、15時退社の6時間労働制を採用していますし、
国外なら、ドイツなんかはその典型です。
実際、大学時代に仲良くさせてもらったドイツ人留学生たちの多くは、
色んな意味で他国の留学生よりもはるかに優秀でした。
彼らと接する中で、もうこれは、個人の問題というより国家レベルの問題だ。
そう感じたことを覚えています。
また、近年の傾向として思うのは、
例えば、勉強もやってる偏差値65以上のいわゆる公立進学校が、
スポーツオンリーな強豪私立に勝ったりするケース。
これも非常に増えてきているなと。
このへんで言えば、下関西高校の野球部。
今年の中国大会では、下関国際の優勝に次いで準優勝を果たすなど、21世紀枠でのセンバツ出場の候補に挙がるほどでした。
他にも、北九州でいえば、小倉、東筑など。
全国規模でいえば、彦根東、膳所(京大の合格者数は全国2位)などなど。
こんな記事もありました。
https://www.sankei.com/west/news/180208/wst1802080006-n1.html
Arrayさっき箱根のエントリー選手見てたんだけど、関東学生連合チームの1区。東京大学の選手だね。
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2018年1月3日
箱根出場ってだけでもすごいのに、それでいて東大生。
プロ野球選手ってだけでもすごいのに、それでいて東大生。
野球も駅伝も、どんどん二刀流が出て来るな~
Array二刀流の時点ですごいけど、これからは、三刀流や四刀流なんかもどんどん出てくる時代になっていくんだろうな~
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2018年2月5日
Array こういう事例が起こる最大の理由は、東筑もすごいけど、あの甲子園。あの甲子園大会中でさえも勉強と両立させる。さすがだなー!
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2017年8月20日
県内屈指の公立進学校、彦根東の増居翔太投手。志望大学は京大。勉強と野球の二刀流で甲子園出場。今も宿舎に参考書を多数持参し2時間勉強をこなす。 #全国高校野球選手権大会 pic.twitter.com/aFfjjtddLX
優秀な個人や組織ほど、徹底的に無駄を排除し、何もかもをシステム化しているからです。
メリハリの無さは、無駄を生み出します。
そして、何より人間は弱い生き物です。
よって、
・締め切り効果(プレッシャー)
・絶対に来る(誓約)
・場合により指摘する(自習法の確認、アドバイス。モチベーションアップ。眠そうなら、工夫となるアイデアを授けるなどなど。)
以上3点によって当塾の自習では、良い意味での緊張感を与え、生産性を向上させてもらいます。
まずは、量が重要なのは当然ですが、
できる部分は、できるだけ「仕組み」で解決するようにしています。
※関連記事
→「仕組み化」を活用したテスト(受験)勉強法。これで全て解決!
理由②
指導の補足もしたいから。
当塾生の大半は、完全マンツーマンの個別指導です。
当然、学校や集団塾とは違い、
また、受けてもらえばわかると思いますが、
どこの個別指導塾よりも1人1人を綿密に指導している自負があります。
しかも、講師は学生やアルバイトではなく、勉強はもちろんそれ以外においても経験実績ともに豊富なプロ。
よって、手前味噌ですが、
指摘(アドバイス)の絶対量、そのレベルが他の個別指導に比べて尋常ではありません。他で通用することが、他の組織で見過ごされることが、私には一切通用しません。
普通の個別指導であれば、勉強に関する指導しかしてもらえませんが、私の場合は、それ以外の部分もかなり踏み込んで指摘していきます。
例えば、礼儀、哲学、恋愛、仕事、スポーツメンタルに関する技術や思考の指導などなど・・。
その理由は、あの野村克也さんの言葉にもあるように、
「人間的な進歩なくして、技術の進歩なし。」
そう考えるからです。
普通に勉強だけを教えまくれば、私も楽ですし、それで学力自体は上がることもあるのかもしれません。
しかし、私の考えでは、学力=あくまでも人間の数ある能力の中の1つであり、
だからこそ、別の能力が上がれば学力も相乗的に上がりやすくなるという確信があります。
Array1つのことだけを徹底的に極める姿勢も確かに重要だが、
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2018年8月11日
勉強もスポーツも恋愛も遊びも、全部大事だ。
どれかを禁止するとか意味不明。全部やればやった分だけ経験値が上がる。色んな能力が上がる。
色んな分野から色んなことを学んで色んな分野に活かせばいい。
そして、「勉強ができる人」になるというのは、良いに越したことはありませんが、
それよりもっと重要なのは、本当の意味で「賢い人間」「強い人間」になるということです。
ひとえに、これは経験則です。
例えば、過去に教えてきた生徒の中には、
剣道で九州準優勝とか、
サッカーで日本代表とか、
全国区でスポーツの実績を上げてきた生徒が沢山いますが、
そういう生徒ほど、学力も伸びるスピードが圧倒的に速い傾向にあります。
それは、スポーツを通じて色んな能力を高めているからだと考えます。
何かの分野で成果を上げている=①技術×②思考
このレベルが一定以上に高い可能性が高く、
例えば「素直さ」など、②のレベルが普通かそれ以上の場合が多く、私の指導が浸透していきやすいのです。
何かの分野が全国区ということは、
色んな意味でマインドが育っている傾向が強い。
例えば、学歴がなくても、一芸に秀でた生徒(学生)が、
大学や企業から需要があるのはこの為です。
だから、受験以降も見据えて色んなことを教えていく。
それを授業内だけではなく、余裕があるときは自習の時も話をして学ぶ機会を増やしてもらうためです。
Array学校の勉強なんてさ、受験の為にやるというよりは、
— 下関市の個人学習塾TMD (@001_coach) 2018年8月15日
自分の能力を上げる為にやる。
こう思ってやった方が100倍生産性は上がるよ!色んな意味で。
前者は、受験以降いわゆる”燃え尽き症候群”に陥りやすいしね。
後者は、永遠に自分を高めていける人だと思うよ。
理由③
距離が近くなるから。
自習に来れば来るほど、色んなものを感じると思います。
例えば、私が授業をしてない時間は、いろんな仕事をしている時もあったりするから、
そういう姿勢を見て何か感じる部分、学べる部分もあるかもしれません。
10代のころから、そういう部分に触れられるってすごく大きなことだと思います。
他にもいくつも理由はありますが、
上記3つが主な理由です。
もちろん、テスト前や長期休暇の時は、開放時間を伸ばしたり、
今年は、お盆休みも使えるようにしたり、
実際、夏休みも朝から教室を開けてたりしたし、
今後は、どこの塾もやってないような早朝の時間も使えるようにしたり、、
そういうアイデアも一応は考えています。
塾生はわかると思いますが、俺は一切無駄なことはしません。
結局、私がアウトプットするすべての主張や行動の裏には、必ず明確な根拠があるのです。
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