過去最悪の点数
今まで見たこともない点数
本当にショックだった。
俺がテスト用紙をぐちゃぐちゃに丸めたのは、
あの時が最初で最後だ。
周りの目ばっかり気にして、
誰かに何かを言われることを恐れていたあの頃。
俺は、恥をかくのがとにかく嫌だった。
見栄
プライド
そういうものかもしれない。
だから、悪い結果さえも受け入れることができない。
そんな自分に自己嫌悪。
でも、この経験を通じて思ったこと、学んだことがある。
それは、
「結果は結果で見返すしかない」
ということだ。
例えば、イチロー選手。
彼が三振をして、
エラーをして、
良い結果が出せなくて、自分の道具に八つ当たりをしたことを一度も見たことがない。
プロ野球選手が打てない時に、バットを叩きつけたり、へし折ったり、
ベンチに戻ってグラブを投げつけたりする光景は珍しくない。
しかし、イチロー選手。
あれだけの英雄。
あれだけのスターとなれば、当然その分だけプレッシャーはかかってくるだろう。
それなのに、結果が出せなくて何かに八つ当たりしている姿を一度も見たことがない。
その理由を深く考えた時に、出てくる答えは、
誰よりも道具を大切に扱い、敬意を抱いているという姿勢。
これももちろんあるのだろうが、最大は、
「結果は結果で見返すしかない」
「バットやグローブが悪いのではなく、自分が悪い。」
この意識が強くあるからだと思う。
結局、どんな結果であっても、結果=今の自分の写し絵であり、
その結果を改善させたいのなら、
まずは、それを受け止めること。
現実から目を逸らさずに、直視すること。
そのためには、感情的になっていてはダメだ。
勇気をもって、客観的に冷静に、結果の原因を分析する。
これがすべてのスタート
自分の「身の丈」を把握してない人間に進化などないし、
そういう人間に限ってひたすら勘違いを繰り返す。
テストで悪い点数をとった→テスト用紙グチャグチャ
こんなことをしている限り、前進はない。
そうじゃなくて、
テストで悪い点数をとった→次の結果で見返す!
結局、本質的な解決法はこれしかない。
自分の実力
まずは、これを素直に認めよう。
腹をくくって、できない自分を受け入れよう。
悪いのは、テスト用紙でも、問題を作った学校の先生でもない。
悪い結果に潜む本当の原因は、
必ず自分の中にある。必ず。
それに気づけば、また新しい景色が見えてくるはずだよ!
きっとね。
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