今日は、ふと思ったことを淡々と書いていこうと思います。
「小さなことを大切にする」
当たり前のことですが、これはめちゃくちゃ大事です。
なので、何度でも言います。
「小さなことを大切にする」
本当は、あと300回くらい言いたいけどこのくらいにしておきます。
結果ってどういう時に出やすいか?
それは、”多くの要素が咬み合って、相乗的に効果が出た時”です。
理科で例えるなら、酸素と水素が融合されて、
新たな水が生まれる化学反応。
つまり、酸素(という要素)だけでは、水はできないということです。
酸素と水素が合わさって、はじめて水という結果が生じる。
スポーツも勉強もなんでも同じです。
たった1つの要素(原因)が欠落しているだけで、望む成果は得られなかったりします。
今回伝える内容は、勉強に限らず、どんなことでも結果を出すための、重要な要素の一つになります。
なので、とりあえず最後まで読んでみてください。
あのイチロー選手に、こんなエピソードがあります。
“高校時代に、1日最低でも、10分は素振りをした。
そして、それを365日×3年間、毎日1日も休まず続けた。”
これを、彼は”今までの野球人生で、最も頑張った練習”だと、
プロ以降のインタビューで答えています。
「え?1日10分の素振りが!?」
これを聞いた時の感想は、意外だなって率直に思いました。
だって、あんな大スターなんだから、もっとしぬほど苦しい練習してきたはずでしょ。
そっちの方が頑張ったことじゃないの?
と思ったからです。
でも、イチロー選手から、次の言葉を聞いた時、その意味がすっきり納得できました。
「小さなことを積み重ねることが大きなことを成し遂げるただ一つの道です」
前置きはこれくらいにしておき、
先日、TVで箱根駅伝を見ていました。
自分は昔、陸上をやっていたというのもあって、箱根は毎年見てしまいます。
おじいさんみたいなこと言いますが、
見ると、なんか元気もらえるんですよね。
その中で、毎回毎回学ぶことが多々あるのですが、
その学びのひとつに、今回のテーマである「微差の重要性」っていうのがあります。
微差とは、つまり「僅かな差」という意味です。
2016年の箱根駅伝も、たった1秒の差で予選敗退した大学、
たった3秒足りずに繰り上げスタートになった大学がありました。
たった”数秒”が勝敗の分かれ道。
このシーンを見ていて、勝負の厳しさを改めて痛感しました。
でも、これが陸上短距離になってくると、たった0.01秒の違いで、勝敗が決まってくるわけです。
ボルトがいかに偉大な選手なのかよくわかります。
何度も言いますが、勝負の世界は本当にシビアです。
野球も、サッカーも、バレーもバスケもみんなそう。
1点の差で決着がつきます。
1点の差で泣くか笑うかが決まるのです。
私は甲子園も大好きなのですが、
たった1点の差でも勝ちは勝ち、負けは負け。
勝った高校は、めちゃくちゃ笑顔で喜んでる。
一方、負けた学校はよく大号泣していますよね。
たった”1点”、たった”1秒”
これが勝負の世界では、すべてだと思います。
ある時ふと、こういう差ってどういうことから生まれてくるのか考えてたのですが、
出てきた答えが、イチロー選手の言葉でした。
「小さなことを大切にする」
やはり、これだと思いました。
世界的な記録を持つ彼が言っているのだから、大事な考えであることは間違いありません。
「塵も積もれば山となる」
という言葉もありますが、要は「小さな差」が積み重なると、今度は「大きな差」に変化していくということです。
1日たった10分だけでも、それを1週間継続すれば”70分”になる。
でも、勝負の世界は厳しいので、みんな必死に努力しているのです。
だから、差が生まれにくい。
そこで、地味に影響してくるのが小さなこと(微差)です。
結局、勉強も同じで、
「試験」=「同じ志望校を受験するライバルたちとの戦い」です。
つまり、受験も勝負の世界である以上、努力しない者は論外です。
まず、最初に弾かれます。
そして、努力してきた者同士の勝負。
そこには、微差がものすんごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっく、影響してきます!
たった1点足りなかっただけて落ちた。
これは、よくある受験エピソードです。
じゃあ、受験において、具体的に小さなことってなんだよ?
その具体例をあげるなら、時間の使い方。
・1分1秒を無駄にしない。
・小さな工夫を無限にする。
こういう意識です。
人間誰でも脳みその構造に大差はないので、
”毎日1秒”を7日続けるだけで、英単語1個は必ず覚えられます。
その1単語がわからなかったがために、1点を取り損ねる。
その結果、待っているのは敗北です。
関連動画
プロ野球のペナントでもよく言われますが、得点差が少ないゲームにいかに勝つかということが本当に重要。
これができないチームは、ペナントをトータルで見た時に、良い結果を残せません。
だからこそ、今頑張ってる受験生も、
こういう意識がプラスで加わると、受験でも、きっと微差で争った時、勝ちに傾く確率は上がるのだと思います。
小さなことほど大切にしていかないと、いざという時出ちゃうからね。
今回書いたことは、めちゃくちゃ当たり前のことなのですが、当たり前のことほど結構見落としがちです。
だからこそ、勝負の世界にいる以上、こういうことを自分含め大切にしていかなければなりません。
【動画】イチローの元専属打撃投手 中学校の講演
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