では、谷口くんに続いて、
宇宙人2人目。
「平成の怪物・松坂大輔さん」
甲子園で春夏連覇。
横浜高校のエースで4番。
その後、鳴り物入りで西武ライオンズに入団し、
片岡選手に投げたあの155km
「自信から確信に変わった」
というあのヒーローインタビュー
ルーキーながら外国人打者に臆せず内角ギリ攻め。からの「仁王立ち」
すべてが、「憧れ」
すべてが、「刺激」
すべてが、「ヒーロー」だった。
そんな彼の自伝、
「160キロへの闘志」
これを読書感想文きっかけで読んだんだ。
そこに書いてある内容を見て俺は唖然とする。
「自分はなんて低レベルなんだろう・・・」
素直にそう思った。本を目の前に俺はフリーズ。口ぽか~ん。
そこには、中学生の時点で彼が実践していたトレーニング。
そのメニュー例が細かく記載されていた。
その基準を目の当たりにした時、
「この人は宇宙人なのか?火星人なのか?」
そんな疑問を抱かせるほど、
実在ではなく仮想の人物なのではないかと思わせるほど、
ストイックの域を超えた「地獄の苦行」を彼はこなしていた。
その瞬間、俺の本能が感知したんだ。
「この人と戦ってはいけませんよ」と。
「才能・スペックが桁違いだ」
「人間じゃない、化け物だ」と。
それだけ、その字面だけで、
超人にしかない浮世離れな天性・パワーを感じた。
俺は確かに毎日自力100で練習していた。
だからこそ、彼の凄さが痛いほどよくわかった。
これがプロなら、もっともっと彼の凄さがよくわかるんだろう。
もし俺が自力10の努力をしていたら、
もし俺が野球を遊びで取り組んでいたら、
彼の「本当の凄さ」には、到底気づけなかっただろう。
その後、俺は野球を続けることを諦めた。挫折した。
が、そこにあった「情熱」「情念」「熱量」は、
それ以降も色んな方面に移っていき、今も生き続けている。
俺は塾の運営だったりネットだったり、
そして今後も色んな仕事をしていくけど、
その前段階で何度も情熱が輪廻転生してきて今がある。
だから、とにかく、「今」
今に情熱100%、熱量100%注ぐこと。
これらに100%コミットできなければ、
次に新たなチャレンジをする時も、火が弱る。強火にならない。花火にならない。
未来なんて不確定要素だらけだし、
だったら、「今ココ」に、「確定要素」に100注力すれば、
たとえ夢絶たれても頓挫しても挫折しても、
次へ次へとその情熱は転化していく必ず。
次へ次へと輪が広がっていく。波紋のように。
発火さえすれば、次から次へと薪が増えていく。焚き火のように。
最後に、「情熱」
これはどうして生まれるの?
この原料はいったい何なの?
この答え。俺なりの答えは、
「人」
「師」
これしかないのかなって思うよ。
俺も色んな「出会い」素敵な「出会い」
薪のような「出会い」素敵な「出会い」
これがあって、刺激を受けて、感化され続けて、
結果、焚き火の炎がさらに大きくなっていく。
そんな感覚が確かにあるんだよね。
ガス欠する人と燃え続けられる人。
この違いは、間違いなく「出会いの差」
幸いながら、俺のそばには、いつも先生ではなく「師匠」
そう言える人間がいたよ。超有り難いことに。何人も。
都合の良いことばかり言ってくれる先生ではなく、
都合の悪いこともちゃんと言ってくれるマスター的な存在がね。
前者ではなく後者型の人間は、
大体みんな「情熱」もって生きてる気がする。
結局、人を変えるのは、人だけだ。
俺もさ、情熱がなければ、ここまでこのブログ書いてないかな。
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