「努力の差別化・仕組み化・効率化」✕「学業以外の価値を取り入れたパーソナルコーチング」により、机上の学力だけではなく、"受験以降も活きる能力"を育成する塾です。

「情熱は姿を変えてまた現れる」②

前回の続き。


では、谷口くんに続いて、

宇宙人2人目。

「平成の怪物・松坂大輔さん」

甲子園で春夏連覇。
横浜高校のエースで4番。

その後、鳴り物入りで西武ライオンズに入団し、
片岡選手に投げたあの155km

「自信から確信に変わった」
というあのヒーローインタビュー

ルーキーながら外国人打者に臆せず内角ギリ攻め。からの「仁王立ち」




すべてが、「憧れ」
すべてが、「刺激」
すべてが、「ヒーロー」だった。

そんな彼の自伝、

「160キロへの闘志」

これを読書感想文きっかけで読んだんだ。
そこに書いてある内容を見て俺は唖然とする。

「自分はなんて低レベルなんだろう・・・」

素直にそう思った。本を目の前に俺はフリーズ。口ぽかーん。

そこには、中学生の時点で彼が実践していたトレーニング。
そのメニュー例が細かく記載されていた。

その基準を目の当たりにした時、

「この人は宇宙人なのか?」
「この人が宇宙人なのか?」

そんな疑問を抱かせるほど、
実在ではなく仮想の人物なのではないかと思わせるほど、
ストイックの域を超えた「地獄の苦行」を彼はこなしていた。

その瞬間、俺の本能が感知したんだ。
「この人と戦ってはいけませんよ」と。
「才能・スペックが桁違いだ」
「人間じゃない、化け物だ」と。

それだけ、その字面だけで、
超人にしかない浮世離れな天性・パワーを感じた。

俺は確かに自力100で毎日練習していた。
だからこそ、彼の凄さが痛いほどよくわかった。

これがプロなら、もっともっと彼の凄さがよくわかるんだろう。

もし俺が自力10の努力をしていたら、
もし俺が野球を遊びで取り組んでいたら、
彼の「本当の凄さ」には、到底気づけなかっただろう。




その後、俺は野球を続けることを諦めた。挫折した。

が、そこにあった「情熱」「情念」「熱量」は、
それ以降も色んな方面に移っていき、今も生き続けている。

俺は塾の運営だったりネットだったり、
そして今後も色んな仕事をしていくけど、
その前段階で何度も情熱が輪廻転生してきて今がある。

だから、とにかく、「今」
今に情熱100%、熱量100%注ぐこと。
これらに100%コミットできなければ、
次に新たなチャレンジをする時も、火が弱る。強火にならない。花火にならない。

未来なんて不確定要素だらけだし、

だったら、「今ココ」に、「確定要素」に100注力すれば、
たとえ夢絶たれても頓挫しても挫折しても、
次へ次へとその情熱は転化していく必ず。
次へ次へと輪が広がっていく。波紋のように。
発火さえすれば、次から次へと薪が増えていく。焚き火のように。

最後に、「情熱」

これはどうして生まれるの?
この原料はいったい何なの?

この答え。俺なりの答えは、

「人」
「師」

これしかないのかなって思うよ。

俺も色んな「出会い」素敵な「出会い」
薪のような「出会い」素敵な「出会い」
これがあって、刺激を受けて、感化され続けて、
結果、焚き火の炎がさらに大きくなっていく。

そんな感覚が確かにあるんだよね。

ガス欠する人と燃え続けられる人。
この違いは、間違いなく「出会いの差」

幸いながら、俺のそばには、いつも先生ではなく「師匠」
そう言える人間がいたよ。超有り難いことに。何人も。

都合の良いことばかり言ってくれる先生ではなく、
都合の悪いこともちゃんと言ってくれるマスター的な存在がね。

前者ではなく後者型の人間は、
大体みんな「情熱」もって生きてる気がする。

結局、人を変えるのは、人だけだ。

俺もさ、情熱がなければ、ここまでこのブログ書いてないかな。

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