ビッグボスこと新庄剛志さん。
魅力的だよなー
小学生の頃から、
色んなプロ野球選手を見まくってきたけど、
色んな有能人を見まくってきたけど、
彼に思うことを3つ挙げてみようかな。
1、良い意味でナルシスト(高い自己イメージ)
「プラスの思い込み」
この力が半端ない。
今回の会見を見ても、たびたび感じた。
人間、放っとけば、努力なければ、
「マイナスの思い込み」この幻想を抱きやすい生き物だが、
「プラスに思い込む」この武器が彼自身のポテンシャルを無限に広げてる。そんな印象。
例えば、彼の有名な言葉に、
「さあ、5万人の観客のみなさん、俺を見なさい!」
っていうのがあるけど、
これはチャンスで打席が回ってきたら、いつも彼が心の中で呟くセリフ。
こういうセルフインスパイアっていうか、
自分で自分を奮い立たせる発電力っていうか、
そういう能力は、上へ行けば行くほど重要で、
例えば、世界的に有名なダンサーもこんなことを言ってる。
「舞台に上がれば、自分が世界一、世界一のダンサーだと思ってる」
「舞台に上がれば、自分が世界一、世界一のダンサーだと思ってる」
野村監督すら唖然としてるのジワるなー笑
2、常識を覆す(チャレンジスピリッツ、常を疑う目)
唐突だけど、脳の話をすると、一般的に、
子どもは右脳が発達しやすい。右脳優位。
だから、なんでもやりたがる。
一方で大人は左脳が発達しやすい。左脳優位。
だから、論理で考えて、考えすぎて、自らチャンスロスしたりする。
そんな傾向があると言われているけど、
これはあくまでも傾向ってだけで、
右脳に振れすぎた大人もいるし、
左脳に振れすぎた大人もいる。
振き切るべき所で振り切るのはオッケーだけど、
これができるのは1万に1人の天才タイプのみで、
前者は、悪い意味で変人が多い。良い意味で非常識。
後者は、悪い意味でつまらない。良い意味で論理的。
この件におけるベストは言うまでもなく、
場面で両者に切り替えられる人。
つまり新庄さん。
彼の言動を見てると両者が発達している。
だから、理屈で考えた上で、なんでもチャレンジするし、
固定観念がないし、自信家だし、「誰もやってないこと」をしたがるじゃん。
現役時代も、緻密に計算した上での大胆さ。そんなプレーを何度も見てきたし、
「前例なければ自分がつくるタイプ」
だから、見てて飽きないんだろうなって思う。
感性100で突っ走るのではなく、
色んなことを考えた上で行く時は行く。
この「大胆さ」もあるから、
悪い意味で変人ではなく、「良い意味で変人」になってる。
余談だけど、「飽きない」
これは超重要な人間的な要素で、
芸能人でも「飽きる人」と「飽きない人」がいるよね。
後者ほど芸能界でも長く生き残ってるし、
それは偶然ではなく必然なんだよね。
飽きるor飽きない。
キーワードはひとえに「変化」
飽きない人は常に「変わり続けてる」
だからいつもワクワクさせてくれるし、
「変化の仕方」これにも色々テクニックがあるんだけど、
相当深い話になるから、これはまたどこかで書くとして、
顔まで変わったのは
さすがにたまげたけど、
何より、何よりもっとすごいのは、
変革者でありながら、時として、古きものも大切にする姿勢。
例えば、彼が現役時代に使っていたグローブ。
久保田スラッガーのあのグローブは、
プロ野球入団時に購入して引退まで17年間使い続けた。
壊れたら何度も何度も修理し直して使い続けた。
っていう逸話。
俺なんて子供の頃、グローブあるのに、
新しいグローブ買ってー買ってー
まじでうるさい、親からしてみればただのドラ息子だったから本当リスペクト!
(参考記事)
http://xn--qckzdb2gb4gs135b1v3aks7cx1c.com/ob/%E6%96%B0%E5%BA%84%E5%89%9B%E5%BF%97%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%96%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.html
■新庄剛志トライアウト全打席
3、プライドコントロール
自虐ができる。
人ではなく自分で笑いが取れる。
良い意味でフザケることができる。
あれだけのスター選手なのに良い意味でプライドがないっていうか、
いや、プライドは持ってるんだろうけど、
プライドの使い方が上手いっていうのかな。
例えば、勝ちにこだわるプライド。
こういう拘りは勝負師にとってはマストだし、
一方で、プライドを捨てるプライド。
これは例えば、
人に頭を下げてお願いしたり、教えを請うたり、
自分の苦手分野にもあえて飛び込んでみたり、
今の恥を恐れないっていうか、
そういう姿勢ね。アグレッシブな人はこれができる人が多いよ。
その分だけ、いろんな財産が生まれるっていうか、栄養を吸収できるから。
この場合分けが彼はめちゃくちゃ上手いよね。
いつもいつも、どんなシーンでもプライドまみれ。
そんな人間って、高学歴な人間にも、多かったりするけど、
うーん、なんていうのかな。
プラスの意味で、
プラスの場面で、
「冗談」だとか、
「おふざけ」だとか、
「ジョーク上手」だとか、
「笑いが取れる」だとか、
「ウィットに富んでる」だとか、
こういう独創力が高い「3枚目キャラ」も演じることができる人間は、
本当の意味で優秀というか、「人を惹き付ける力」や「愛される力」が高い傾向にあるよ。
以上3つ。
こうしてみると、1と3って矛盾してね?
1はナルシスト。別の言葉でいうなら、「着飾ってる」
3は面白さ。別の言葉でいうなら、「お茶目」
1だけでもなく、3だけでもない、
「着飾ってる」✕「お茶目」
このイノベーションが起きてるんだよね。
2は2の中でもイノベ起きてるしね。
だから、あれだけのカリスマ性を発揮してるのかなってね。
ちなみにこれは「ペンパイナッポーペン」と一緒の原理だよ。
ペン✕アップル。この2つで意味不明な革命が起きてる。
きっと彼の人間性には、
まだまだ何百個、何千個レベルで「相反性」があるんだろうなー!
イノベーションって、
「真逆、あべこべ、リヴァース」
こういう要素がプラスに活かされた時だけ強く発動するからね。
新庄監督は、新たな改革を起こすイノベーター。古い価値観をどんどん刷新していく人。
立浪監督は、伝統や規律を重んじる人。PL出身だし今年から中日は茶髪ひげ長髪も禁止。
タイプが違う2人の動向や采配にも注目だし、
個人的に来年のプロ野球は相当楽しみだなー!
■【ノーカット】新庄新監督「僕しかいない」 日本ハム、札幌で就任会見
※野村監督と古田敦也さんの師弟関係エピソードは以下。
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