つまり、「知ってるかどうか」
これで人生が変わることもある。
今回は、そんな”情報”において、2018年以降の大学入試受験生に関係してくる情報。
具体的には、最新動向や今後の動き。
これについて、細かくみていく。
まずは、以下の動画をみてほしい。
いかがだっただろうか?
普段めんどくさがりの俺が、多少は時間かけて制作した動画なので、
手前味噌だけど、少なからず為になったのではないかと思う。
少しでも何かピンと来た方は、
受験だけではなく、人生レベルで役立つ話もしているので、
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やっぱり、何かをシェアするって、
自分のステージを上げるためには大事な行為だからね。
では、本題へ。
今回伝えていくテーマは大きくわけて3つある。
さっそくみていこう。
1、志願者の大都市圏への集中
2017年センター試験の出願状況は、57万6000人(+1万2000人)。
現役生は、全体の約44%。これは過去最高だった。
そして、浪人生も4年ぶりに増えている。
この背景には、「就職内定率の向上」これが大きく関係している。
過去を遡ると、リーマンショックが起きた2008年以降、大学進学よりも専門学校への進学が急増。
これは偏に、大学生の就職難が叫ばれたことが原因。
普通に大学に進学するよりも、専門学校に進学して手に職をつけた方が良い。
単純にいうと、この動きが加速した。
つまり、今はその逆現象が起きているということ。
◯センター受験者をもっと細かく分析していくと・・
・大学入試センターの出身高校別のデータによると、受験者の層には地域的なばらつきがあることがわかった。
・増えているのは、主に首都圏、近畿圏、東海圏。逆に地方は、減っている。
これにも当然背景があるけど、まず首都圏は有名予備校が多い。
よって、その影響で大都市圏に集中の動き。
そして、有力大学キャンパスの都心回帰。これにより、立地の良さ、バイト、就職を見つけやすい環境がさらに整う傾向にある。
当然、そういう部分に魅力を感じる人が多い分だけ、首都圏の受験生は増加したってことになる。
◯水増し合格の厳格化(2016年から徐々に厳格化)
→地方創生、大都市圏集中を防ぐ目的で行われた。
●定員以上の著しい水増し合格者を出すと補助金は認めない。
この厳重化は、2018年以降さらに厳しくなる。
→大学側は経営困難回避→大学は定員そのものを増やす動き。大学入学への門が広がる。
→受験生の誘い水になっている。
→水増し合格は出さなくなる方向が予想できる。
2、学部の変化で選択に迷う
・学部学科が多様化した。
(例)
国立大学→創生学部、グローバル文化学科、データサイエンス学科
私立→ヘルスフードサイエンス、国際コミュニケーション、救急救命学科など。
・数年前に、文部省が国立大学が学部のあり方見直しを迫ったことも原因。
・受験生は、名前だけでは判断しにくい。
3、改革の先取り
2020年から「センター試験」が変更されるが、もうすでにその内容の先取りが各大学で行われている。
→2020年教育改革(外部資格試験の評価、国公立大学一般入試でも面接導入)
→試験の多様化
◯英語の資格
今のセンター→読む、書く、リスニング
将来→聞く、話すが重視。
→英検やTOEFLなどの外部試験も活用の方向で一本化
→一定以上の条件クリアでセンター満点や加点する
→定員の一部→外部試験は必須
→英語だけではなく他教科も大事になってくる。
◯面接
→今までは主に医学部(一般受験)で行われた。
→教育学部の一般受験においても導入が増えている。
→プレゼンテーション、グループディスカッションの導入も増えている。
→コミュ力、論理的思考力をさらに強く重視していく傾向にある。
以上3点についてまとめたけど、
何かしらの現象があるということは、その背景には必ず何か原因があるってこと。
結論、大学受験生の増加は、大学生の就職内定率の増加に比例するってこと。
そして、今後の「時代性」これも考慮する必要がある。
その1つ、少子化。これも重要なキーワード。
子どもの数は減る。一方で、大学進学率は向上。
この矛盾が意味することは何か?
カンの鋭い人ならわかるはず。
そう、大学受験の激化。
厳密にいうと、国立大学含めた”有名大学”と言われる大学かな。
大学の数はずっと増えてきているから、受験者分散の動きも当然ある。
しかしながら、有名大学に限った話、受験者はやはり集中する。
水増し合格の厳格化によって、大学側は募集定員そのものの絶対母数を増やす作戦に出ているわけだけど、これによってさらに特定の学部学科に受験者が集中する可能性も上がる。
「有名大学×募集定員を増やした学部学科」
この2つの条件が重なると、競争はさらに激化する可能性が高いってことだね。
Arrayたまには、データの話もしていこうかな。
— プロ家庭教師@下関市,北九州市,全国 (@001_coach) 2017年5月23日
今年のセンター試験、受験者は約51万6,000人。
これは前年と比較すると、+12,000人増加。細かい内訳をみてくと、現役生→過去最高。浪人生→4年ぶりに増加。
地域的には、首都圏と地方の格差が拡大。首都圏増加、地方減少。
つまり、全体的
Arrayには増加。その一方で、地域格差が広がっているという問題点もある。この列記とした現象の裏には、当然だけど背景がある。その1つとして、真っ先に挙がるのが「大学生就職内定率の増加」。つまり、これと比例して大学進学率も増えてる。今まで以上に。子どもの数が減ってる一方で大学進学率は増加。
— プロ家庭教師@下関市,北九州市,全国 (@001_coach) 2017年5月23日
Array過去を振り返ると、2008年頃に起きたリーマンショック。この後に就活した大学生は、就職難。つまり、内定率は大きく下がった。この事実から、専門学校への進学する層が激増。キーワードは、「大学進学より手に職」。そして、今はその逆傾向にある。今後数年間はさらにその傾向が強まるかなって思う
— プロ家庭教師@下関市,北九州市,全国 (@001_coach) 2017年5月23日
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