音読みすれば「らく」とも読むし、
訓読みすれば「たのしい」とも読める。
最近、思うこと。
それは、受験生は良い意味で積極的に「楽」をしていかないといけないってこと。
あくまでも良い意味でね。
どういうことか?
ずばり「勉強時間の短縮」
つまり、同じことをやるにしても、より短い時間で、より少ない労力で行う必要があるってこと。
それでいて、質は落とさない。
むしろ効果の最大化を狙う。
「てこの原理」
まず、この意識が根本的に大切な部分になってくる。
例えば、学校のワーク10ページやる。
この作業に対して、A君は30分かかるけど、B君は60分かかる。
どちらが生産性が高いか?
言うまでもなくA君だよね。
A君は、生み出された「30分」で他の作業にも手が回る。
つまり、それだけ作業量が増えていく。
これが良い意味で楽をするという状態。
A君とB君。
同じ作業量に対して、なぜこんなにも時間量の差が生まれるのか?
その原因は何か?
もともとの学力格差かもしれない。
集中力の差もあるかもしれない。
でも、それだけじゃない。
ていうか、そこじゃない。
一番肝心なのは、
「工夫」
つまり、頭をつかって作業をこなしているかどうかってこと。
これが良い意味で楽する人とそうでない人の差。
「やり方」の部分さえ工夫できれば、学力が低い生徒でも圧倒的に「楽」ができる。
例えば、問題集を解くにしても、こういう工夫をするとかね。
●中学校・高校・資格試験の問題集(ワーク)の超効果的な使い方!独学効率化勉強法 ※国語、数学、英語、理科、社会対応
こういうテクニックって星の数ほど存在する。
例えば、成績が低い生徒ほど、1個の難しい問題をウジウジ考え込んだりする。
そうじゃなくて、動画のようにやるだけでも、時間が生み出せるよ。
「生産性アップ」の鍵は、脳みそを使って「工夫」するということ。
良い意味で楽をするためには、知恵を出さないとダメ。
頭を使えば使うほど頭が良くなっていくし、どんどん楽になっていくよ。
このレベルにもなると、知恵を出すのが楽しくなってくる。
つまり、
「良い意味での楽=楽しい」
この図式が成り立つわけ。
「楽しいと楽は違うよ。楽しいと楽は対極。楽しいことがしたいんだったら、楽はしちゃダメだと思うよ。楽しいことがやりたいと思った時点で、楽な道からはそれるんだよ。」
これは、甲本ヒロトさんの名言として有名だけど、
この考え方はいたって当たり前っていうか。後でも書くけど。
対して、俺の主張はこう。
「良い意味での楽は、楽しい!」
優秀な人ほど、「時間」ではなく、「質」で問題解決をはかろうとする。
逆に、ただ何も考えずに作業してしまう人は、生産性は下がる一方だし、思考は停止しちゃうし、良いことゼロなんだよね。
そして、悪い意味で「楽」をするとは、文字通り、ぬるま湯に浸るということ。
自分に甘え続けるというか、心地よい環境に身を置いている時は、人間成長しない。
人間の成長が加速するのは、ただ1つ。
「苦しい」
「辛い」
「不快」
「逃げたい」
「とにかく不快!」
こういう環境に身を置いた時だけ。
逆に、「気持ち良い」環境は自分を衰退・退化させる。
だから、自ら「不快な環境」に飛び込んでいくと自然に能力は上がっていくし、それができると成功は確約さらたも同然ということ。
今回伝えたいのはそれだけ。
良い意味で楽をしろ!
悪い意味で楽するな!
以上。
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